肯定的な視点で「意味」と「展望」を考えてみましょう - 専門家回答 - 専門家プロファイル

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。
宇江野 加子

宇江野 加子
キャリアカウンセラー

1 good

肯定的な視点で「意味」と「展望」を考えてみましょう

2012/11/01 16:27
(
5.0
)

Takako12さんへ
はじめまして。出産・育児期女性のキャリアカウンセラー宇江野加子と申します。
今回はお忙しい中ご質問有難うございました。回答が遅くなり申し訳ございません。

すでに市村様よりご回答がありましたね。
市村様のご回答、私も同感です。
更に2児の育児×仕事経験を踏まえて回答させて頂きます。
Takako12さんのご参考にして頂ければ嬉しいです。

まず、Takako12さんの文面からtakako12さんは「出来ること」「すべきこと」全てされていらっしゃり素晴らしいと思いました。

人は、自分でしていることを過少評価しがちです。
takako12さんも、もしかしたら過少評価されているのではないでしょうか。
takako12さんは、母として、職業人として、家庭人(妻)として、年々増える一方の作業や業務を瞬間瞬間ダッシュする程の思いでこなされてきたのですね。
出産されてから慣れない育児に向き合いながら、フルタイムのお仕事をこなされて来られたのですね、takako12さん。

本当に大変だったと思います。
本当にすごいことだと思います。
本当に良くがんばってこられましたね。

きっと今のtakako12さんは、妊娠・出産・育児とずっと走り続けてこられて、エネルギーが枯渇してきた状態ではないでしょうか。
どんな体力・知力・能力の高い方でも、何年も走り続けていたらそうなるのが自然なことです。

Takako12さん、まずは今までがんばって来られたご自分を、一度、客観的に捉え直してみてください。ご自分の今までを振り返り、ご自分を称え労ってみて下さい。
そして、余裕があれば、ご自分への労いをこめて、takako12さんご自身が好きなこと、ココロが喜ぶこと、イキイキすることを日々の中で実践してみて下さい。

たとえば通勤中に好きな音楽を聴くとか、
お昼休みに極上スイーツを堪能するとか、
寝る前に「今日も一日本当に良くがんばった」と自分に労いの言葉をかけるとか。

私が、まずお伝えしたかったことは以上のことです。

更に、今3歳児の育児中のtakako12さんに今、必要なことは「働く意味」と「育児・仕事の展望」について考えることです。

まず、働くの意味ですが、今現在フルタイムでやりがいを感じられる仕事をすることで獲られていることは何でしょうか?
・家計を支え、安心を得ている
・子どもを養育できている
・仕事を通して社会に貢献出来る


(続きは追記へ)

補足

(本文からの続き)

・経験や専門知識の蓄積が出来ている
もっと他にも沢山あると思います。これが、takako12さんの働く意味です。
通勤の時間や掃除の時間などすきま時間に肯定的な視点でどんどん挙げてみて下さい。

人は疲れているとどうしても物事のネガティブな側面を捉えがちです。だからこそ、踏ん張って“前向きに捉えること”“ポジティブな側面を見出す”を意識して取り組んでみて下さい。
そして、今後、「なぜ自分は働くのか」などの疑問が湧いた時、すかさずこの働く意味を思い出すようにしてみて下さい。その他の疑念が湧いた時も、この方法で乗り切ってくださいね。

育児・仕事の見通しですが、お子さんがまだ3歳でしたら、きっとお子様を中心にした毎日だと思います。ここでは仕事より育児の見通しを考えてみましょう。
3歳児は、乳児よりは成長して自分で出来ることも増えて始めているものの、まだまだ手がかかりますね。自分の意思もはっきりしてきますから、2歳児のイヤイヤ期を越えたとはいえ、親が思うようにならないことも多く親の忍耐力を求められる場面も多く、ストレスを感じることも多くなる頃だと思います。
ただ、今後、お子さんは、歳をますごとに自分で出来る事が増え、小学校入学(まだ少し先に思えると思いますが、長い人生の中のあと3~4年です)になると生活面では自分のことは、ほぼ自分で出来るようになります。(もちろん、個人差はありますが)そうなると、家事の方にさける時間が多くなり、生活面で少し余裕が出てくるでしょう。
したがって、今の育児の展望としては、あと3~4年で少し余裕が生じてくるだろうということです。
takako12さん、今は大変な時です。もう少しの辛抱で余裕も持てるようになりますので、前述の方法などで、自分を労わりつつ、現状を乗り切ってください。

以上が、働く意味と育児・仕事の展望ということです。
いかがでしょうか。
文字数の制限があり、言葉足らずなところがありますが、ご理解いただけましたでしょうか。

最後に・・
Takako12さんのように仕事と育児のハードスケジュールの毎日の中、同じ悩みをもたれている方は沢山いらっしゃいます。仲間が沢山いること、いつか“自然と”余裕を持てるようになる日が来ることを信じていて下さい。

私も、takako12さんを心から応援しています。
最後までお読みいただいて有難うございました。

キャリアカウンセラー
やりがい
家庭
キャリア
育児

評価・お礼

takako12 さん

2012/11/01 22:27

ご返答ありがとうございました。
走り続けてエネルギーが枯渇してきた状態、まさにその通りです。状況を非常によく理解されたご返答ありがとうございます。
病気の子供をおいて無理して仕事に対応したり、人一倍のスピードをもって仕事を片付けたりしても、努力を認められるどころか、「まだまだこれが足りない」「どうしてこんなことも知らないのか」と言われるばかり。走っても走っても、「もっと走れ」といわれているようです。職場は子供がいようがいまいが結果で見るので、文句を言われても自分でとめなければ、自分が倒れてしまうだけなのは頭ではわかっているのですが。

「なぜ働くのか」と考えてしまう中には「今の速度で、フルタイムで働き続ける必要があるのか」といったことが含まれます。
フルタイムでなくとも、収入と安定、やりがいは減るが時間と心と体に余裕が持てる働き方もある・・・という選択肢を考えると迷う次第です。それぞれメリット、デメリットがあり、決められないので現状維持です。

今はエネルギーが不足し判断力、決断力が落ちているのが自分でもよくわかります。ささいなことですら以前より決められなくなって「あれ?」と思います。
3~4年耐えられる自信が今はないですが、自分がつぶれてしまっては意味がないので、目の前の、職場での上から横からの圧力をうまく流せるよう、自分をいたわっていきたいと思います。

宇江野 加子

宇江野 加子

2012/11/06 09:06

takako12さん

先日は、お忙しい中、評価・コメント有難うございました。
お礼がすっかり遅くなり申し訳ありません。

「なせ働くのか」→「今の速度で、フルタイムで働き続ける必要があるのか」という疑問が
含まれるのもとてもよく分かります。
そういう疑問が起きるほどダッシュが求められているのですものね。
そんなハードな毎日が続くと無意識にそんな疑問が湧き上がってくるのも
とても自然なことだと思います。

takako12さんが「自分がつぶれてしまっては・・」と書かれているように
人の努力や忍耐には限界があります。

職場で上から横からの圧力があるのですね。
育児に加え、仕事でそんな圧力が加わるのはとても厳しいですね。

いろんな気持ちを抑え込んで疲れ過ぎてしまうこともあると思います。
そんな時は、キャリアカウンセリングやコーチなどを利用されるのもおススメです。
私自身も、会社員時代、定期的にキャリアカウンセリングを受け、
ハードな局面を乗り切った経験があります。

いざとなったら「心と体に余裕のある働き方」を選択することもできると
楽観的に考えつつ、そんな方法も検討してみてくださいね。

takako12さんが心身共に健やかな毎日を送られることを
心よりお祈りしています。

今回はご質問いただき、本当に有難うございました。
また何かございましたら、いつでもお気軽にご連絡下さい。

☆出産・育児期女性のキャリアカウンセラー宇江野加子ブログ☆
http://ameblo.jp/kako0405/

(現在のポイント:-pt このQ&Aは、役に立った!

この回答の相談

子育てとキャリアプラン

キャリア・仕事 キャリアプラン 2012/10/28 01:39

3歳の子供を持つ30代後半の女性です。資格職ではありませんが専門的な仕事をしフルタイムで働いています。

以前から「なぜ自分は働くのか」「フルで働く必要があるのか」「子供をおいて働く理由はどこ… [続きを読む]

takako12さん (大阪府/37歳/女性)

このQ&Aの回答

自分はこのままでいい、と思えませんか 市村 光之(キャリアカウンセラー) 2012/10/30 16:42

このQ&Aに類似したQ&A

キャリアプランについて chibimarukoさん  2014-11-18 18:55 回答1件
正社員、失格ですか? あっちゃんの母さん  2008-12-14 22:04 回答3件
今からのキャリアプランの立て方 mo-ko-koさん  2013-09-09 20:32 回答1件
キャリアプランの立てかた つばきさん  2009-02-09 17:14 回答4件
今後特定派遣を今後続けていくにあたって。 たにみずさん  2015-05-29 20:55 回答1件