負担はそれほどありません、年金が増えます

かおママさま

社会保険の扶養から2号被保険者になったとのこと。
最近は扶養適用のチェックが厳しくなっていますので
該当する方は扶養から外れることが多くなっています。

今回かおママ様が扶養から外れたのは
勤務形態が
※社員と比較し勤務時間が概ね3/4以上
※社員と比較し勤務日数が概ね3/4以上
を満たしてしまったからです。

本来は130万円からそうなりますが、上記の基準もあります。


扶養から外れたことで、ご主人様の所得の「配偶者控除」がなくなります。
これはご主人様の所得から38万円を差し引ける制度です。

ですが配偶者特別控除に該当されると思いますので
108万円の収入であれば、ほとんど変化はありません。
控除額が38万円から36万円にさがりますので
2万円所得が多くなったイメージです。

所得税・住民税が10％とすれば4,000円/年の税負担程度です。


ただかおママさまは2号被保険者で
社会保険料を負担しますが会社が半分負担してくれます。
将来の厚生年金が増えますから、決してわるいことではありませんよ。

http://www.kyoukaikenpo.or.jp/resources/content/62504/20120210-165000.pdf

給与から引かれるのはおおむね上記の等級5の所です。
健康保険で4,958円、厚生年金で8,041円程度です。
※会社が加入している組合により異なります。

お子様が生まれて退職をすれば当然扶養にまた戻れますし
勤務形態が社員の3/4以上を満たさなくなり、給与的にも
問題なければ扶養に戻れます。

現時点、扶養から外れ2号被保険者となっていますが
年金が増えますので、悪いことではありませんよ。

扶養の内容をまとめたノートが下記にありますのでご参考までに
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n1201