対象:住宅資金・住宅ローン
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山田 聡
ファイナンシャルプランナー
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住宅ローンの適正額につきまして
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ファイナンシャルプランナーの山田と申します。
記載されました通りの借入条件では
毎月の返済額は10万円強となります。
これに新たに固定資産税や団信保険料を加えた場合、
現在の家賃と大きく変わらないと推察されますので
この点からは特に問題は感じられませんでした。
またご記載の文面では、年収650万円で手取り月収37万円とありますが
ボーナスも含めた可処分所得はもう少し多いのではないでしょうか。
手取年収に対する返済負担率の安全圏は
25%程度を目安としてください。
60~62歳で完済されたいとのことですが、
借入開始後10年間で600万円の繰上返済をすれば、
約26年で完済が可能と思いますので、繰上返済を工夫すれば
予定通りに完済できると思います。
また、60歳時における住宅ローン残高は400万円程度だと思いますので、
繰上返済の方法によっては退職金を使うことなく完済も可能だと思います。
最後に、完済時に老後資金を十分確保できているかにつきましては、
現在の資産状況や退職金等の数字がないと残念ながら判断ができません。
以下のような数字も加味してシミュレーションして確認されてはいかがでしょうか。
基本生活費は、物価が上昇しなくても
ご夫婦の年齢が上がるにつれて増えていきます。
現在の生活費を、お子様を含まないご夫婦二人の生活費とみなし、
概ね年率1%程度の上昇を見込まれた方がよいと思います。
それに子供の基本生活費を加えます。
金額は、誕生から大学卒業までの累計で
700万円程度を見込みましょう。
これらに教育費や、固定資産税、団信保険料など住宅取得による新規の負担を加えます。
今後は更に、キャッシュフローの改善にも取り組んではいかがでしょうか。
お子様の大学卒業時にご相談者の年齢は60歳近くになりますが
それまでは貯蓄残高を大きく積み上げることはできないでしょう。
ですから、今の内からキャッシュフローの改善に取り組む必要があります。
例えば、教育費と繰上返済のバランス、保険の見直し、
貯蓄方法などで検討の余地があるでしょう。
今の内からキャッシュフローを見直し、
長期に取組めばその効果は絶大なものになると思います。
以上、わずかでも参考となれば幸いです。
山田FP事務所 http://www.yamadafp.com
山田 聡
評価・お礼
kantei さん
2012/10/03 00:23
早速アドバイスをいただきまして、ありがとうございました。
借り入れがそれほど極端なものでないということで、少々安心しました。
月手取りに対する返済負担率は28〜29%に抑えるようにして、
ボーナスは年間手取りで140万ほどありますが、こちらは貯蓄&繰上返済に当てるつもりです。
アドバイスをいただきましたように、教育費が最もかかる時期を想定して、
月生活費等のCFの見直しと、貯蓄&繰上返済のバランスをもう少し考えてみたいと思います。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
kanteiと申します。
現在、戸建購入を検討しています。
計画は以下のとおりです。
物件価格4,300万円
頭金1,500万円(諸費用も別途用意)
借入2,800万円、35年長期固定2.6%(フラット35)… [続きを読む]
kanteiさん (東京都/37歳/男性)
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