対象:家計・ライフプラン
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積立に関するアドバイスです
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kumakumakumako様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談の件、貯蓄は収入の何割が適切か、については、個人的には、運用率との兼ね合いも考慮する必要があると思っています。
例えば、老後生活資金として、25年後までに、もう3000万円準備したいという場合に、仮に運用率を考慮しない(運用率0%)で計算すると、月々10万円の積立が必要です。
10万円×12ヵ月×25年=3000万円
一方、25年間の積立投資で、仮にその間、年3%で複利運用したのと同じ成果が得られるとした場合には、月々の積立額は、約6.7万円で済みます。
年5%で計算するなら、月々約5万円です。
かつては、郵便局に預けるだけで、年5%の運用ができた時代もあるので、その時代に現役だった人たちは、月々5万円くらいの積立で、普通に+3000万円を準備できたということです。
裏を返すと、今現役の人たちは、運用をまったく考えなければ、月々10万円ペースで頑張らないと、+3000万円は無理という理屈になります。
(あくまでインフレや金利上昇が起こらないと仮定した場合です)
昔の常識が、今の非常識となっている部分もありますから、今後のライフプランをふまえて、真剣に資産運用を考えていくのがよいと思います。
なお、資産に対する円預金の割合は、目標とする運用率との兼ね合いで決まってきます。
リスクのある運用をどの程度まで受け入れられるか、心理的なリスク許容度も含めて、慎重にご検討ください。
上の例だと、年3%を目指せば、月々の暮らしが、約3.3万円分豊かになり、年5%だと、月々約5万円分豊かになる可能性があるということです。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
評価・お礼
kumakumakumako さん
2012/08/27 16:34
森本様
アドバイスを読ませていただき、
如何に漠然とした貯蓄をしていたのか気付かされました。
やはり目的意識は大切ですね。
貴重なご意見、ありがとうございます。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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初めまして。この場をお借りしてご相談させてください。
夫40歳 手取り23万
妻33歳 手取り8万
子どもはいません。
資産内訳…円預金890万 株式140万 投資信託75万 外貨預金15万
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kumakumakumakoさん (埼玉県/33歳/女性)
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