対象:住宅設計・構造
洗濯の選択
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はじめまして やすらぎ介護福祉設計 斉藤と申します。
洗濯の習慣(時間帯や回数)や干す場所(庭や二階バルコニー)によって動線や洗濯機の置く場所が全く変わってきます。
例えば
(1)一階に浴室 洗面脱衣室 洗濯機がある場合
→同じ一階の庭に干すのが楽で、二階バルコニーへ濡れた洗濯物を階段で上がるのは・・
(2)二階に浴室 洗面脱衣室 洗濯機がある場合
→同じ二階のバルコニーで干すのが楽
といった動線で考えるのが一般的です。
ご家族が増えると夜間に洗濯機を回す音の問題がありますし、回数が少ないご家庭では洗濯機の乾燥機能や浴室乾燥機で事足りる場合もあります。
他の先生が仰るように、洗面脱衣室内で洗濯物を干すシステムは北海道などで普及していますが、「洗濯室」は浴室廻りと近接せず、独自の場所に設けるケースが出てきました。
先出の(1)の場合は二階に設けることで洗濯動線が楽になったりします。洗濯室内で干すことも考えられますが、「換気」がしっかりされないと返って生乾きになってしまいますので、乾燥システムがない室内での物干しは「サンルーム」のような日差しが直接当たるような仕組みが必要になります。
長々と書いてしまいましたが、洗濯の動線にも様々な選択肢があり、洗濯室は不要であるライフスタイルのかたも多いのではと感じます。
採光・音環境・動線など様々な視点で、設計士さんと打合せができるといいですね(^^)
ご参考になれば幸いです。
評価・お礼
幸せな住まい さん
2012/08/23 21:32
ご回答、ありがとうございました。
洗濯の習慣、家事動線など、どのようにすることが一番自分自身にとってよいのか
をまず第一に考えなくてはならないことの大切さを理解いたしました。
早速参考にさせていただきたいと思います。的確なアドバイスありがとうございました。
回答専門家
- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
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