対象:転職・就職
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市村 光之
キャリアカウンセラー
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履歴書はあなた自身の正式な文書です
初めまして。キャリアリーブスの市村と申します。
入社して2年、お仕事頑張っていらっしゃるご様子ですね。でも、そうした充実感の影で、ぬらりひょんさんの中で喉のつかえのように引っかかっていて、時折思い出しては不安を感じるのが今回ご質問の履歴書なのですね。
たとえ1ヵ月でも職歴を一つ書かなかったのは、褒められる行為ではありませんが、現職企業に対しては、2年を経た今となっては、このままでよいのではないでしょうか。「戦力として見てもらえる」ようになったということは、会社側もあなたを採用して正解だったと感じていることでしょう。つまり、あなたの存在は会社の不利益にはなっていないはずです。それに免じて、若気の至りだったと、自分で自分を大目に見て今回だけは許してあげてください。
履歴書は、役所が発行するような「公文書」ではありませんので、偽りがあっても「文書偽造罪」のような罪に問われることはありませんのでご安心ください。
履歴書の虚偽記載が法により罰せられることはなさそうですが、採用試験に提出する履歴書は、本人に騙す意志があり、その虚偽内容が会社側の採否の判断に影響を及ぼす内容の場合、会社側の判断で採用取り消しや解雇になることは十分考えられます。この場合、何が採否に影響を及ぼす虚偽かは、会社側の裁量の範囲です。就職時に対応なさったハローワーク等の方々は採否に係わる話ではないと判断して、書かなくてよいとアドバイスしたことと推測します。
書かなかったことがどれほど重要な判断材料だったかは、今となってはわかりません。わからないことを思い悩むよりも、ぬらりひょんさんが一人前に活躍できる状態になったという結果を重視して、自分を大目に見て許してあげていただきたいのです。
履歴書はぬらりひょんさん自身が「記載内容に相違ありません」と認めて提出する、あなた自身の正式な文書です。あるべき職歴をあえて書かないのは、適切な行為とは言えません。現在、ぬらりひょんさんが感じていらっしゃるように、ご自身の気持ちの問題として、不正行為をしたような後ろめたい気分になることでしょう。もし将来、転職活動などで履歴書を提出する際は、堂々と正直に書きましょう。その方があなた自身の精神衛生上ずっといいです。その大切さを今回のことで勉強させてもらったと肝に銘じてください。
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