対象:一般歯科・歯の治療
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歯を強打した後は6週間程度の経過観察が必要です。
初めまして、つくばオーラルケアクリニックの飯田です。
転倒やスポーツ中の衝突事故などにより歯を打撲した場合、歯の根っこや周りの歯槽骨に目立った損傷がなくても、歯の神経(歯髄)がダメージを受け壊死している場合もございます。そのため今後6週間程度の経過観察が必要です。
強打してからまだ1週間程度であれば、歯を押すと痛いなどの症状があっても不思議ではありません。根が折れたりしていなくても、根を支えている周りの組織が損傷し炎症を起こしているためだと思われます。(もし歯がぐらついている場合は固定したうえで)しばらくは安静を保ち、前歯への負担を避けなければなりません。歯の周囲の組織が修復され、症状が落ち着いてくるまでには4~6週間程度様子をみた方がよろしいかと思います。
歯髄が生きているかどうかについては現時点で判定する方法はありません。「電気歯髄診」と言って、弱い電流を流して歯が生きているかどうかを判定する器械がありますが、ぶつけた直後は歯髄が生きていても反応しないことがよくございます。
歯髄が死んでいる場合はぶつけてから1カ月ぐらいすると、歯の内部が暗い色に変色してきますので、その場合は後から根管治療(神経を除去し歯の内部きれいにする治療)が必要になります。根管治療を行うにしても歯の根っこの周囲が治ってからになりますので、今は様子を見ていて大丈夫だと思いますよ。お大事になさいませ。
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回答専門家
- 飯田 裕
- ( 茨城県 / 歯科医師 )
- つくばオーラルケアクリニック 開設管理者/院長
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インプラント治療では、患者さんの身体的負担を軽くするため、シンプルな治療法の採用、短時間でダメージの少ない手術を実践しています。完全予約制による丁寧な診療と、近隣医療機関との緊密な連携、充実した検査体制で安全性の高い医療を提供します。
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