対象:ヨガ・ピラティス
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渡辺 昧比
ヨガインストラクター
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ご質問について
sicboiさん、こんにちは。
アルジュナヨーガ研修会 渡辺昧比です。
アユーラアーサナ(クジャクの体位)についてのご質問ですね。
ヨーガの恩師(佐保田鶴治著『ヨーガ入門』)や先輩の意見(番場一雄著『YOGA』、古川咲子著『ヨーガ全書』)など(スワミ・ヴィシュヌナンダ著『ヨガ大全』)参考にお答えします。
1/このポーズは「手首と前腕の強化、及び、腹部・内臓に血液が行き渡り、内臓機能を調整し、働きを促進する」と伺いましたが、それは腕の圧迫によって腹部・内蔵が刺激されるということでしょうか?
そうです。肘で腹部の大動脈を圧迫する結果、腹部の血液循環がよくなり、したがって機能が向上、消化力が高まり、脾臓の肥大や肝臓の疾患に有効とされています。
ただ、文献では腕で支えずに、バランスを取りながら足や頭を上げるとなっています。しかし実際には腕の力はある程度はいります。
2/このポーズは基本的に手首を頭の方に向けて親指が指が脚の方を向く様ですが、私がやる時手首が横(指は外側を向いて手首の内側が向かい合う形)で支持をしております。この手首の向きでもこのアーサナの効能は得ることはできますでしょうか。
ほとんどの場合、指は足のほうへ向きますが、文献によっては、頭のほうへ向ける場合もあります。なお、私の知る限りでは、横向きはありません。
私自身は、足のほうへ向けます。というのは、頭のほうへ向けようとすると、肘が離れやすくなるからです。私見では、関節の付き方など個人差がありますので、肘が離れないなら、横向きもアリかなとも思いますが、一方、腕に無理な力が入る気もします。
3/私はブレイクダンスをしているのですが、このアーサナはブレイクダンスにおける「タートル同等効能を得ることはできるでしょうか。
ブレイクダンスについては、全くわかりませんので、返答できません。推測ですが、ヨーガは「こころの働きを止滅」(『ヨーガ・スートラ』)が目的であり、アーサナ(ヨーガの体操)も動くメディテーションとして行います。sicboiさんのおっしゃるダンスの中に瞑想的要素がないとしたら、ヨーガとの比較も難しくなります。
補足
ヨーガは体操やダンスとは全く違います。その説明は紙面の都合でできませんが、関心がおありなら、HPを覗いてくださいね。
アルジュナヨーガ研修会 http://arjuna-yoga.com/
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この回答の相談
初めまして。ヨガのマユーラアーサナ(孔雀のポーズ)について質問が3点ございます。
1/このポーズは「手首と前腕の強化、及び、腹部・内臓に血液が行き渡り、内臓機能を調整し、… [続きを読む]
sicboiさん (東京都/23歳/男性)
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