対象:マッサージ・手技療法
滝山 博行
鍼灸師
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リハビリ時の痛み
ご質問ありがとうございます。
怪我が完治していない課程で行うリハビリは、患部に負担がかからないように行います。リハビリで患部の痛みを感じるのは、患部または周辺に負担がかかっているわけで、そのままリハビリを継続すると怪我の回復を遅らせることになります。
よって、痛みを感じるリハビリは中止して、痛みを感じないリハビリのメニューを導入すべきです。自然治癒力の速度には個人差がありますから、怪我の回復程度に応じ、痛みを伴わないリハビリをお勧めします。
体は左右、上下、表裏のバランスを取りながら機能していますから、その一部に故障が生じると、反体側にも影響が現れます。これは神経系だけでなく、気の動きもコントロールする鍼灸治療では、患部の反対側を治療することにより、患部の痛みが消失する技術を日常的に使います。
すなわち、私共では患部を治療する課程で、左右、上下、表裏のバランスを整えながら、リハビリのメニューを指導していきます。
どうぞお大事にしてください。
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鍼 覚王院 シャローム治療室
院長 滝山 博行
〒223-0062 横浜市港北区日吉本町1-24-16
TEL 045-561-2856 FAX 045-561-2891
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