臭いは気になるままに。行事に参加しましょう

るりまるさん、はじめまして。
臨床心理士の石川です。

ここでは診断めいたことをお答えしてはいけないことになっていますので、
伝え方が難しいのですが、「異臭恐怖」という言葉をご存知でしょうか。

自分の身体から他人を不快にさせる臭いが出ている、と信じ込む、ノイローゼのような
ものを言います。

毎日お風呂に入っていて、歯磨きも、一日に2回以上されているのであれば、
まず、るりまるさんは臭くないはずです。

もし受診をご希望の場合は、精神科をお勧めします。心療内科でなく精神科へ行くことです。


あるいは、森田療法的アプローチもお勧めです。「あるがまま」を受け入れることを重視する、
森田療法というのを聞いたことはありますか？


どんなに臭いが気になっても、保育園の行事などには参加することです。臭いのせいで、行動を制限してはいけません。

たとえば保育園の親子遠足に参加したとして、一日中臭いが気になって、へとへとになったとしても、
とにかく「行事に参加できたのだ」ということに自信を持ってください。自分を褒めてください。

「臭いの恐怖によって行動を制限しない。やるべきことをやる」ということを繰り返し、
自分に自信をつけます。

臭いは気になっているままでいいですから、とにかく行動してください。

そのようにしていると、「臭いが気にならない時間」が徐々に増えることに、
気づかれるかもしれません。

るりまるさんの幸せを心よりお祈りしています。