住宅ローンの組み方について

ｈｈｉｉさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。

『名義貸しで他に住宅ローンがある場合、
新築の住宅ローンを組む方法としてどのような選択肢があるのでしょうか？』
につきまして、

住宅ローンを組む場合、
住宅ローンを申し込んだ金融機関では、
１．年収を含めた本人の返済能力
２．他の借り入れ状況など、個人の信用情報
３．勤務先の経営状況
などにつきまして、審査をすることになります。

よって、ｈｈｉｉさんの場合、
現在、既存の借り入れが８００万円ありますので、
住宅ローンの審査に当たっては、
既存の借り入れ分＋新たな借り入れ分を含めて、
返済をしていくことができるかどうかを審査することになります。

尚、既存の借り入れ分につきまして、
実質的にはご両親などが返済している場合でも、
ローンを組んだときの名義がｈｈｉｉさんということでしたら、
既存の借り入れ分もローン審査の対象になってしまうと思われます。

よって、『既存ローン物件の売却』を行い、
既存ローンを完済したうえで、改めて住宅ローンの申込みを行った方が、
年収に占める住宅ローン負担の割合も下がり、
その分、住宅ローン審査のうえからも有利となりますので、お勧めします。

尚、『自己資金で既存ローンを完済させ新規ローン申込み』につきましては、
自己資金が少なくなってしまう分、借入金額が多くなってしまいますので、
あまりお勧めはできかねます。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン　渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/