住宅購入について

ママサンさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。

『これから先、子ども教育資金や老後資金のことを思うと、
やはりローンは少ない方が良いのでしょうか。』
につきまして、

住宅を購入する場合、
購入したあとからのローン負担を少しでも軽減するためにも、
頭金として物件価格の２０％相当額は用意するようにします。

尚、ママサンさんの場合は、
物件価格５，０００万円に対して頭金は２，０００万円となりますので、
４０％確保できていることなりますから、
頭金の額として十分な水準となります。

また、住宅ローンを組む場合、
住宅ローンを組んだ後から家計が過剰に圧迫されないためにも、
手取り月収金額に占める住宅ローンの負担割合として、
２８．０％ほどに収まるように、住宅ローンを組むようにしていってください。

例えば、借入金額３，０００万円につきまして、
ローン金利２．０％・３０年返済とした場合、
毎月の返済額は１１１，０００円ほどとなります。

ご主人様の年齢を考慮した場合、
今が買い時ということは十分に理解できますが、

ママサンさんにおかれましては、
住宅ローンを組んだ場合に、
現在の支払い家賃から幾らくらい増減するのかという点を考慮することとあわせて、
ママサンさんも心配されているとおり、
・お子さま方の教育資金
・ご夫婦の老後資金
などをこれから確保していくうえで、
住宅ローン負担で支障をきたすことがないかどうかにつきまして、
十分に検討したうえで、
住宅ローンを組んで、住宅を購入するかどうかを決定するようにしていってください。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン　渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/