対象:リフォーム・増改築
曽根 省吾
一級塗装技能士
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サイディングのシーリングの隙間
サイディングのシール部分は、サッシの取り付け構造によると思いますが、隙間がある場合もあればない家の場合もあります。
外壁塗装をしていてよくあるのか出窓の上のシールが両サイドされていて、真ん中の数十センチ程度はシールがされておらず隙間が空いているという事象です。
簡単にいえば、隙間がない状態の場合、もしその上に位置する壁の部分から、たとえばひび割れなどで雨水が侵入した場合、水の逃げ場がなくなって袋小路になってしまいます。
そうすると家の中に水が入って雨漏りということになります。
他の専門家の方も言っているように、そういうときのために排出する場所をわざわざ設けてあります。
当社は塗装会社ですので、塗り替え時も元々隙間が空いている場所は、やはりそこを埋めずにそのままにして、シーリングの打ち替えをします。
その理由を知らない施主さんから、クレームを頂いたこともあります。
逆にそのような理由があるにも関わらず、新築時に無理に埋めてしまうこともあるようです。
以前、そのお家の塗り替えの際、高圧洗浄をして家の中に水が侵入してしまったこともあります。
ですので、今回のご質問の隙間は問題がないというより、必要なのではないかと思います。
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この回答の相談
金属サイディングの重ね張りでリフォーム中です。
不安な部分があるので教えてください。
家の一面のみ縦貼りで、既存の金属サイディングを
剥がして、新しいものを貼りまし… [続きを読む]
エリ0110さん (静岡県/33歳/女性)
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