対象:仕事・職場
快眠コーディネイター 力田 正明
快眠コーディネイター
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評価担当上司に、評価のフィードバックをいただくことです。
よしよしドッグさん (以下「よしさん」と呼ばせていただきます。)
はじめまして。 産業カウンセラーの力田正明と申します。企業での求人採用・労務(給与計
算)など管理業務全般の実務経験と、行政の就職支援事業に従事した経験から、事業主側と雇
用者(求人者)側の視点から、提案させていただきます。
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今回のケースのように、給与額の評価の不公平については、評価担当上司に、まず査定のフィードバック(FB)をお尋ねすることが筋になると思います。こういう問題は、評価基準が不透明で、非公開な企業によく起こるケースです。
話の持って行き方としては、他のメンバーと比較して主張する方法は、あまり賢明とは言えません。「希望金額にするためには、何が足りないのか?」「どこまでの職責を果たせば、希望給与をいただけるのか?」というような前向きな質問の仕方の方がいいと思います。
評価担当上司の回答によりますが、本社に訴えても、目をつけられてやりにくくなることはあれ、変わることは期待しない方がいいと思います。
社員のモチベーションの管理に意識のある企業では、査定評価のテーブルがあり、それをベースに評価を決めていきます。正当な評価制度があるならば、必ず、半年に1回が、少なくとも、1年に1回、目標設定に対するFBがあります。
質問からでは、ちゃんとした評価基準が整備されていない可能性も感じます。そうなると、いろいろな利害が介入してきて、とても不公平な賃金格差になります。
今回の質問の中で、むしろ気になる点は、昼休みがないという点や早朝出勤が業務命令で、それに対する割増が賃金に反映していないならば、労働基準法の休憩・賃金の条項に抵触する可能性があるかもしれません。
たとえば、労働時間が6時間を越える場合は、45分以上、8時間を超える場合は、60分以上の休憩時間を、労働時間の途中に与えることが義務付けされています。
この件に関しましては、
労働基準監督署の相談室 Law.JustAnswer.jp/Employment
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今回の回答が、「よしさん」のお役にたてれば、うれしく思います。
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