対象:心と体の不調
松島 達也
薬剤師
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不妊治療に関して
漢方薬誠心堂薬局の薬剤師の松島です。当薬局は千葉県にあり、都内にも複数店舗があります。不妊症の漢方相談を数多く相談させていただいております。私の知識不足もあると思いますが、現在通われている病院での治療が最先端なのかどうかは、正直わからないです。少なくとも現在当薬局に病院での不妊治療を併用しながら漢方相談をされているお客様のお話しを伺っている限りでは、体外受精前に掻破の手術を行うケースは聞いた事がありません。私の個人的な考えですが、やはり出来るだけ体に負担がかからないようにする事が大切なのではないかと思います。ホルモン剤もメリットはありますがやはりデメリットもあります。今回ホルモン注射により卵巣を過剰に刺激しています。本来自然周期では1周期で1つしか育たないはずの卵を一度に何個も育てているわけですから体には負担にはなっていると思います。今周期はマーべロンを服用し人工的に生理周期を作り卵巣を休ませてはいますが、体やホルモンバランスの乱れを整えるのに時間がかかります。妊娠する事はゴールではなく始まりです、妊娠後は約10か月間妊娠を維持しないといけないのです。また出産後は環境も変わりますし、育児が始まります。ですから出来るだけ体に負担をかけないような選択肢を選ばれた方が良いのではないかと思います。まずは主治医の先生としっかりお話しをし、十分な根拠のもとで判断されてみてはいかがでしょうか?エイムー様から積極的にDrに質問してみてください。混み合っているクリニック程忙しくて治療に対しての説明がないままどんどん治療がステップアップしていきがちです。今回初めての体外受精という事でとても不安な気持ちはご察しいたします。何かお力になれる事がございましたらご返信ください。
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この回答の相談
夫45歳、私33歳。結婚5年で子どもができず、昨年10月より不妊専門医にかかるようになりました。
私が黄体不全気味であることと、夫の精子が通常の3~5倍いるのに運動率が25~33%程度と低い… [続きを読む]
エイムーさん (群馬県/33歳/女性)
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