対象:新規事業・事業拡大
菓奈 毎美
経営コンサルタント
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参考になる回答が見つかりませんでしたか?自分がたよりです!
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統合型マーケティング・コミュニケーション戦略の専門家の菓奈毎美です。
最初の質問の時に、各先生が勉強になることを答えてくださいましたね。
どれもいい回答なので参考にしてください。
まず最初に、もう少し自身で調査してから開業したら良かったと思います。
しかしもう開業したので後戻りできませんので・・・
私の会社の調査部では、日本で唯一エコライフ(エコ暮し)市場の消費予測データをもっています。東西暮しの交差点で17年間にわたって、全世代のエコライフ市場の損得買い物バランスシートを6万人保有しています。だから、だいたいのことが見えます。
私の戦略塾の生徒が聞いたら怒られますが、出血大サービスでちょっとだけお教えしましょう。
ランコミュさんのいる奈良県はとってもコンサバな土地です。
東西暮しの交差点データをゼロにして全国38箇所を市場比較しているので、奈良県のこともおよそ分かります。
奈良県は、高齢者サービスを未だに受けるのを拒否し家で独りきりの高齢者が多いです。
つまり、新しいことに関して飛びつくような場所ではなく、篭ってしまう面があります。
(全部ではありませんが・・・)つまり、チラシなどはあまり意味がない地域です。
とても大変ですが、あなたというなりの人間が受け入れられるように、新規でやる場合は相当自分で先行投資で地域に根付く活動をしなくてはなりません。
あなたがまず行うことは、地域の生涯学習サークル、あなたの身近な高齢者デイサービス施設、競合になるかもしれませんが大手スポーツジムを調査することです。
そして、自分のもっている技術でいちばん可能性がありそうなところから地道にお金にならなくても先行投資として、最初はタダでも引き受けるくらいの気持ちがなければ、受け入れてもらえない土壌もあります。
ターゲットを定めたら、ターゲットを定める前に自分と同じ専門家がすでに定着して数を充たしている場合は他にターゲットを絞りなおします。
そして講師として、お手伝いとして、ボランティアとして地域に馴染んでゆきます。すると、そこから、もっと丁寧に時間をかけて教えてもらいたい人がでてきます。
あなたのビジネスはおうちビジネスです。専門サロンとしてじっくり全コースをマンツーマンでやる個人サロンとして位置づけ、今言ったような活動を通して地域に根ざしてゆきます。
補足
例えば、高齢者の施設で短時間でリンパマッサージを教えてあげるのはどうでしょうか?デイサービスは講師が足らなくて四苦八苦してますから、タダで高齢者が自分たちの手指をつかって簡単にやれる体操やマッサージはどうでしょうか?
職員が喜び、職員自体も腰痛や何かで体力をつけなければなりません。あなたのサロンの得意客になるやもしれません。
最初の一年は儲けることよりも、受け入れられることを大事につながっていってください。
いま、私の戦略塾のOB生の要望でおうちビジネス研究会が立ち上がって、みんな各自マーケティング調査をしています。経営者なのに調査員顔負けです。
あなたには、教えすぎたけれど(本来は開業前にやってくださいね)
おうちビジネスはもうけよりもやりがいです。お金は後からついてくる。大事なのは質です。質を落とさないで評判が評判を呼ぶように、まずは自分をしってもらうことからはじめましょう!
ファイティング!
評価・お礼
ランコミュ さん
2012/05/25 19:35
回答ありがとうございます。
やはり箱型なんでおうちビジネスになりますね。
私自身は早く店長でなく、オーナーの立場でやらないとと思っているので早いとこできるよう徹底的に分析していこうと思います。
がんばります。
菓奈 毎美
2012/05/25 20:11
実はおうちビジネスは今後もっとも地域密着型の理想的なビジネスとして脚光を浴びています。
例えば、商店街再生に関して欧州では、住居と店が一体になっているほど地域密着型のソーシャルビジネスとして一番好ましいといわれる時代になってきました。
あなたがめざす地域密着型のスポーツジムは、まさに人と人をつなぐソーシャルビジネスです。おうちであり職場であるから地域に責任をもった愛すべくポジショニングができます。
つまり、もうおうちビジネスは女性の手づくりやない職みたいなものでなく、エコ時代においては新しいカタチの素晴らしい役割をもったビジネスです。
おうちビジネスもソーシャルビジネスも、人と人の関係を大切にする密着型の新しい必要とされるビジネスです。
東京は日本一エコでない都市です。メガシティ化すればするほど電力がいり原発がなくなりません。スカイツリーもオリンピックも発展途上国が国力を誇示するために導入する土建産業型の経済です。
とても京都議定書を草案したエコ先進国とは思えない古い経済発展の型です。
奈良は確かにコンサバな土地柄です。でも奈良の町を歩いていると気持ちがとってものんびりします。スローライフな町ですから当然です。時間が遅くすぎる町は、チラシは向いていません。
東京と調査をした静岡県西部は、クーポンつきのチラシ1000部配れば、3ヶ月くらいはお客が集中します、でもその後は消えて、しばらくぶりに行ってみると管理物件になっていることが多いです。
チラシでおどらされない奈良地域は、確かに動きはにぶいけど、あなたの質が理解されれば、(そこが正念場なんですが)ずっと10年以上、あなたが高齢者になるまで長くお客さんがつく傾向がある地域性をもっています。
あなたの目指すビジネスは間違っていません。誇りをもって手がけてください。
そして、ずっと将来性がある方向性をもっていると思います。
all aboutの質問者は地方の方が多いです。
エコでミニマニズムなライフスタイルが主流なる消費者市場は、今のマスコミなどは東京地方局みたいな発信情報が多いため、それに踊らされることなく地域に根ざす自分に誇りをもって頑張ってください!
応援していますよ!!
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