対象:経営コンサルティング
工藤 英一
経営コンサルタント
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最初は「お客様が来る」ということが全てです。
一昨年、30代のママさんが始めたばかりのマッサージ店を応援させていただきました。
今では繁盛店ですが、最初は大変でした。
「マッサージの腕はとてもいいのにほとんどお客様が来ない」という状態だったのです。
1.開業にパパさんは反対
パパさんは開業に反対気味で、「お前なんかにできるのか?失敗するといけないから、お金は出さないから。自分のお金の範囲だけでやりなさい。」といった雰囲気でした。
2.貯金でお店を出したけど、、、
預金でチャレンジショップ制度を利用して、入口が半間ほどのお店を商店街に出したのです。
チラシを1500枚作っては自分でまいて、、、反応ゼロ。
昼は店番、朝と夕方は子供の世話、そして夜中にアルバイト。
何とかお店を続けていましたが、疲れ切っていました。
3.変化が起きたのは、アピールすることを変えてから
1)それまで施術してきた人数や中国で学んできたことなど腕の良さをアピールしてきたのですが、それを「小学生のお子さん3人を育てているママさん」であることに変えたのです。
(アンケート調査の結果をもとに、後輩ママさんたちをお客様にするのが良いことが分かったため)
2)さらに、若い子育てママを応援するという姿勢を前面に打ち出しました。
その上で、小学生のお子さん3人のママであることを唄った「年末子育てママ応援キャンペーン」を打ったのです。
初めて満員になりました。
この後、リピート新商品をだし予約が1ケ月半待ちになったのです。
パパがやっと認めました。
■パパに内緒で始めるのも、お家で始めるのも良いと思います。
ただ、お店を開いただけではお客様は来ません。
どういう方にどうアピールすればいいのかという点を間違えると、せっかくのお店が辛いものとなってしまいます。
最初に、かねこ先生がお店を開いたら、どういった方がどのような点を支持してくれるのかを見つけ出す必要があります。
(お家で開業なので、友人や知人の紹介、チラシや無料誌への広告などをだして、まず、少しずつでもお客様を集める必要があります。)
そして、チラシやHPなどを調整していくことで、やっと、本当のお店のスタートが切れると思います。
by Qualia-Partners 工藤英一
強みの見つけ方
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