建築士の報告書を基に交渉してください - 伊藤 裕啓 - 専門家プロファイル

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

注目のQ&AランキングRSS

対象:住宅・不動産トラブル

伊藤 裕啓 専門家

伊藤 裕啓
一級建築士

- good

建築士の報告書を基に交渉してください

2012/05/01 09:14
(
4.0
)

住まいのe-相談室 建築士の伊藤です。
購入された中古住宅の傾斜についても問題ですね。
まず下記の事項をご覧ください。

1.家の傾きについて
建築士の調査により傾斜のあることが判明しているとのことですね。
ここで注意しなければならないのが「6/1000mm」という数字です。この基準値は平成12年に施行された「品確法」に書かれている基準値です。平成12年の法律施行以前に建築された建物にはこの基準値は適用されず、6/1000mmを超える傾斜があっても「補修しなければならない」とは品確法に書かれていません。また計測する場所は「床」「柱」です。いつ建築されたものか、どこで計測したものか、建物として危険は無いか等を調査した建築士に報告書を書いてもらってください。 (最近では6/1000mmを超える傾斜が発生した場合、補修しなければなりません。)

2.交渉について
このようなケースの場合、建築士の書いた調査報告書を基に相手方と交渉します。口頭でなく書面で行うのが良いですね。相手方が補修に難色を示しているので少し時間がかかりるかもしれません。また場合によっては弁護士などの専門家と一緒になって交渉する必要が出てくるかもしれません。

補足

過去にこのようなケースをいくつか扱っていますが売主側の費用で不同沈下を修正できたこともあります。費用がかかってしまうのですが建築士や弁護士などの専門家と一緒に交渉する事をお勧めします。

相談
調査
建築士
中古
交渉

評価・お礼

papiyon さん

2012/05/01 20:20

ご回答ありがとうございます。平成7年建築の建物ですから、品確法は適用されないんですね。
初耳です。これまで二人の弁護士さんに相談してきましたが、二人とも損害賠償できるとしか 言いませんでした。大ショックです。計測したのは、1階の床です。危険な建物だとは、聞いておりませんが、傾きが非常に大きいので、めまい等の健康被害はあるとの事でした。それで、売主の不動産屋に契約の解除か 建物の補修を要求していたのですが、難しいかもしれないですね。

伊藤 裕啓

2012/05/02 08:44

評価をいただきありがとうございました。
本文で書いたように「6/1000」という数値は品確法に書かれているもので、法律の施行後、建築業界で一般的に使われる基準値となりました。平成7年の物件ということで品確法は適用されませんが「なぜ捕手が必要か」というところを論点として弁護士などの専門家を交えて交渉する必要があると思います。 少しでも早く解決することを願っています。

回答専門家

伊藤 裕啓
伊藤 裕啓
( 兵庫県 / 建築家 )
住まいのe-相談室(株式会社伊藤建築コンサルタント) 代表取締役

安心・安全・快適な暮らしのお手伝い

住宅購入、リフォームには高額の費用がかかり大きな不安を抱える事があります。私の仕事は、住宅購入やリフォーム計画時に消費者側にたって中立的・客観的な視線をもって計画の進行をお手伝いするものです。

(現在のポイント:-pt このQ&Aは、役に立った!

この回答の相談

中古住宅の重要事項説明書と瑕疵担保責任について

住宅・不動産 住宅・不動産トラブル 2012/04/30 22:00

昨年築16年の中古住宅を購入しましたが住み始めてまもなく床が東側に大きく傾いているのに気付きました。売主は不動産業者ですが、仲介した不動産業者とは別の業者です。建築士に調… [続きを読む]

papiyonさん (奈良県/47歳/女性)

このQ&Aの回答

中古住宅の瑕疵担保責任について 中石 輝(不動産業) 2012/04/30 23:07

このQ&Aに類似したQ&A

個人が販売した土地の瑕疵担保責任について エーデルワイスさん  2011-10-01 21:43 回答3件
境界杭の案内がない、通行権について エマりんさん  2013-03-30 17:59 回答1件
購入後30年以上経過した造成地から大量の産廃が発生 シグナスさん  2013-08-08 11:04 回答1件
損害賠償請求 しろねさん  2011-07-03 09:49 回答3件