対象:コーチング
西田 淑子
ビジネスコーチ
1
ご主人は大らかな人ではないでしょうか
いろいろな思いはあるものの、ご主人をサポートしていこうとされることなど、前向きに考えようとされているのですね。
それにしても、医療費もかかり、経済的なご不安もあれば、感情的になるのもごもっともでしょう。ご主人に対する「その2点」というのは、サラリーマンを辞めて定期収入がなくなったこと、と、サラ金の借金、でしょうか。
そうであれば、経済的な感覚が、ご主人とあなたとでは少し違うように感じます。経済的感覚の大雑把さ、あるいは大まかさを除けば、優しいご主人なのですね。
ご主人のお仕事ぶりからすると、社長も把握したがらないようなハードなお仕事を任され、エコ推進委員のリーダーもされていたとのことですから、責任感や集中力、また人望もおありなのだと思います。
また、あなたがご主人について「優しい夫」と書かれているように、だまって辞めて事後報告になさったのも、優しさゆえではないでしょうか。優しいからこそ、愛するあなたに止められて反対されると、ご自身の意志を貫き通すことが出来なくなる、そうすると、あなたをより近くで、より専門的に助けたい、という思いを実現することができなくなる、そんなふうにお考えになったのではないでしょうか。それは、あなたと通して介護の仕事に行きたい、と思われたところからそのように思います。
介護の仕事については、私は専門家ではありませんが、体力の要るお仕事だと思います。またそれに加えて、人間味や思いやり、人望も必要でしょう。そうすると、若い人には体力はありますが人生経験は少なく、50歳以上になると、人生経験は豊富でも体力が足りなくなってきます。40歳代前半でのチャレンジは、一番いい時期ではないでしょうか。
また、おそらくあなたは、ご主人が持ち合わせてないもの、例えば、きちんとされることや、正確にされることや、細かいところまで気がまわられる、先々の計画を立てる、というようなことが、お出来になるのではないですか。もしかしたら、ご主人はそういうところにも魅力を感じられているのかもしれないですね。あなたがいるからこその転職のチャレンジなのかもしれません。
大雑把さ、大まかさは、大らかさでもあります。お互いに、ないものを補いあい、お互いの良さを引き立てあいしながら行かれれば、ご夫婦お2人でやっていくことが出来るのではないかと思います。
(現在のポイント:2pt)
この回答の相談
このQ&Aに類似したQ&A