対象:ペットの医療・健康
Re:シニア犬の去勢手術
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前立腺が大きくなる病気は、良性の過形成(肥大)の他に、前立腺癌、前立腺炎、前立腺のう胞、前立腺膿瘍などがあります。それぞれの病気によって治療方法は異なりますので、直腸検査で肥大が疑われるならば、血液検査、尿検査、レントゲン検査、超音波検査などできちんと状況を把握される方がいいでしょう。
もし、良性過形成が示唆される場合は、治療法は去勢手術と抗アンドロジェン薬による内科療法があります。去勢手術を行うと、前立腺は数週間で退縮し、再発しません。一方、内科療法は、一時的な改善は見られますが、再発する可能性があり、薬による副作用が認められる場合があります。前立腺がさらに大きくなって、より症状が悪化することを考えると、それはかわいそうなので手術をする方がいいかもしれません。
発作に関しては、原因によって、麻酔のリスクを高める可能性があります。てんかん発作であれば、その頻度と現在の状況が重要で、手術前から抗てんかん薬を服用し、発作を起きにくくしておくことも一つの方法かもしれません。
以上のことが、ある程度明らかになり、現段階で、心臓の機能に問題がなければ手術は問題なく成功すると思います。
ご家族同様の大切な犬の手術を決意することは、大変なことと思います。このような考え方をご参考にしてきただき、ご担当の先生とご相談下さい。
評価・お礼
gomashiba さん
2012/04/15 10:30
●●様
詳しくご説明いただきありがとうございます。
前立腺が大きくなってきているといわれましたが、では検査しましょうとは
いわれませんでした。去勢したいとおねがいしたらその前に検査をという
お話なのかもしれませんね。
血液検査はしましたので、その結果をみてもらうことにします。
大変恐縮ですが追記をメールで送らせていただいております。
大変申し訳ありません。ご指導を賜われましたら大変有り難く存じます。
どうぞよろしくお願いします。
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