対象:心と体の不調
「糖質」に頼り過ぎか?食生活を改善し運動などの取り組みを
お菓子やジュース、白米などといった糖質を摂り過ぎると、確かに糖尿病が心配ですよね。糖尿病だけでなく肥満、中性脂肪高値、高血圧などにもなりやすくなります。それに留まらず、やる気の低下、憂うつな気分、イライラ感、倦怠感、焦燥感、不眠症、不安感などといったメンタル不調を招きやすくなります。
お菓子やジュースに含まれる白砂糖や白米に含まれる炭水化物は、腸からの吸収が速くて血糖値を急上昇させるという特徴があります。その結果、糖尿病になりやすいのはもちろん、上昇後の反応性低血糖を招いて不安感やイライラ感、倦怠感といった低血糖症状に見舞われます。これが続くと、本格的なうつ状態やパニック障害などの心の病に発展しかねません。
そのような事態を防ぐには、血糖値がゆっくりと上昇するような食品を選ぶことが大切です。具体的には糖質源として、玄米や全粒粉パン、日本そばなどの全粒穀物を主体とし、ゆっくりと噛んで食べることです。また砂糖は黒砂糖かハチミツ、羅漢果などがお勧めです。但しお砂糖は控えめを心がけましょう。
その一方で、新鮮な野菜や果物、海藻類、豆類、イモ類は積極的に食べ、適量の魚や肉も食べましょう。これらはビタミン類やミネラル類、酵素、食物繊維、ファイトケミカル(植物性生理活性物質)の補給源、アミノ酸など重要な栄養素の供給源です。
食生活以外にも、体温や代謝を向上させるために、温めの半身浴や適度の運動がお勧めです。お話からはストレスが関係しているようにも見受けられますので、ストレス発散の意味からもお風呂や身体を動かすことが有効と考えられます。
また体調不良やメンタル不調は自律神経やホルモンのバランス失調が関係していることが多いものです。そのバランスを回復させる治療法として、プラセンタ注射やビタミン・ミネラル注射、ラドン温浴、ノニジュースなどがたいへん有効です。これらの治療は全て当院で受けることが出来ますので、お気軽にお問い合わせください。
蒲田よしのクリニック(内科)
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回答専門家
- 吉野 真人
- ( 東京都 / 医師(精神科) )
あなたの自然治癒力を引き出し心身の健康づくりをサポートします
病気を治したり予防するにあたり、いちばん大切なのは、ご本人の自然治癒力です。メンタルヘルスを軸に、食生活の改善、体温の維持・細胞活性化などのアプローチを複合的に組み合わせて自然治癒力を向上させ、心と身体の両方の健康状態を回復へと導きます。
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