対象:生命保険・医療保険
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下村 啓介
ファイナンシャルプランナー
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ご主人の生命保険についてのご回答
はじめまして、hoboken様
FP Office Tomorrow代表、ファイナンシャルプランナーの下村と申します。
以下の通り、ご回答、及び気付いて点につきアドバイスさせて頂きます。
1.保険商品
ご提案頂いている保険商品自体は悪いものではありません。
『総合収入保障』、確かに保険料は高くなりますが、死亡よりも働けない重度の状態
になる事の方が家計、看病のための家族の労働の制限などを考えると大変ですので。
『簡単にはでない』という意見もありますが、可能性も大切ですが、なった時の大きな
ダメージも考える必要があります。
ただ、保険は結果論ですので、後は個人の判断に委ねられます。
2.保険で貯蓄
保険が貯蓄に勝る点は、万一の際は契約後すぐに保険金がでることです。
ですので、『保障』に意義がある場合は終身保険の活用も一考です。
ただ、現在は低金利時代。金利が変動(上昇)をした時に解約返戻金や保険金が増える
タイプの保険の方がよいでしょう。
保障に意義がない場合、投資信託や株などで運用した方が良いでしょう。
3.保険金額
年収の高さ(=遺族厚生年金も高い)や貯蓄から考えると保険金額が高く感じます。
以下が必要保障額の算出の式です。しっかりと分析・計算して頂いて下さい。
必要保障額(A)= 遺族のこれから生活費(B)- 保険以外の補てん要素(C)
(C)=遺族厚生(共済)年金 + 遺族の老後の年金 + 現預金・死亡退職金
+遺族の以降の労働力
4.ご年齢差
ご主人様とのご年齢差を考えると、平均的には寡婦期間が長くなります。
保険期間60歳~65歳で設計されるケースが多いですが、65歳時点で保障がなく
なっても大丈夫かは確認して下さい。
有料でもキャッシュフロー表をしっかりと作成できるFPにいろいろと試算して頂くと
良いと思います。
5.終身保険の活用
総合的に考えると死亡保険金額はさほど高くなくてもよい感じがします。
逆に保険期間は長い方が良いかもしれませんので、『2』の話をからめ、終身保険を活用
するのも1つです。
解約の可能性が低い場合、ご記載の低解約返戻タイプの終身は、保険金に対し保険料が
安いのでお奨めです。
以上、hoboken様のより良い未来(明日)を祈願しております。
FP Office Tomorrow 代表 下村 啓介
http://www.fp-tomorrow.com/
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
数人のプランナーに相談しましたが、「収入保障保険で毎月20万円程度の年金、別に教育資金として1000万円程度の低解約返戻金型終身保険が必要」という意見もあれば、「もしもの時は死亡退職金や慰労… [続きを読む]
hobokenさん (神奈川県/43歳/男性)
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