対象:ペットの医療・健康
RE:15歳の雌犬乳腺腫瘍
乳腺腫瘍は雌犬の乳腺組織に発生する腫瘍で、およそ50%が悪性であるといわれています。良性か悪性かの判断は摘出した腫瘍を検査してみないとわかりません。
良性腫瘍は摘出してしまえばその後の再発はありませんが、悪性腫瘍は全身に転移する可能性が高く、乳腺腫瘍の場合は特に肺に転移することが多いです。腫瘍が転移してしまうと完治は非常に難しくなってしまいますが転移する前に摘出することが出来れば、以降は普段通りの生活が送れると思います。早期発見・早期摘出が大事になります。
また高齢動物は若齢動物と比べ、内臓や代謝機能が衰えているため麻酔に対するリスクが高くなります。かかりつけの病院にて手術に関するリスクや治療効果など十分にご説明を受けられ、麻酔のリスク・手術のリスク・手術しないことによるリスクなどよくご相談されることをお薦めします。
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かわはぎさん (山形県/27歳/女性)
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