対象:広報・PR・IR
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豊田 健一
広報コンサルタント
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グローバル広報。「英語版」ではなく「海外版」を
社内報の英語版を作成する企業が多くなってきています。
パターンとしては、以下の三つがあります。
・日本語版を作成して、完全英訳の別冊子の英語版
・同一ページに日英併記で作成
・日本語の一部を英訳して同一ページに掲載
どれも内容は既にある日本語を英訳したものです。
これは、「英語版」の社内報ではあるものの、
海外を意識した「海外版」社内報ではありません。
どういうことかご説明します。
こういう話を聞いたことがあります。
ある製造業の海外版社内報担当者の話です。
「日本で働く労働者は、自分が製造している物は、ごくありふれた形で売っている姿を目にする。しかし、中国の労働者は、自分たちが製造している物を見ることも無く、なにを作成しているのか知らないで働いている」
つまり、それだけ情報格差が、そもそも存在するということです。
「そんな状態で、日本の労働者向けの社内報を翻訳したものが、はたして海外の人に理解できるのか・・・」
日本人を対象とした社内報を完全英訳したものが、
はたして、海外の社員に、そもそも理解できるのでしょうか?
私が知る限りでは、日本語版と全くことなる英語版、
つまり純粋な海外版の社内報を作成しているのは二社ありました。
グローバル広報。
いま盛んに取り組んでいる会社が多いですが、
以上のような情報格差を認識することが大切かと思います。
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この回答の相談
近い将来、海外拠点、海外関連会社も巻き込んで、海外版社内報の発行の可能性があります。海外版社内報の考え方、注意点について教えてください。
よろしくお願いいたします。
かずきちさん (東京都/36歳/男性)
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