対象:心と体の不調
自律神経とホルモン失調+低体温か・体を温め栄養バランス改善を
首や肩の凝り、頭痛、めまい、吐き気、足のむくみ、こむら返り、目のくま、慢性の疲労感、顎関節症、憂うつ感などに苛まれているご様子で、お辛いことと拝察します。
これらの多彩な症状の原因としては、低体温と血液循環の不足、自律神経失調、ホルモンバランス失調、栄養バランスの乱れ、ストレスなどが考えられます。日常の体温は何度でしょうか。36℃以下の低体温では様々な体調不良が生じやすいのです。
このような状態でマッサージやカイロを行なっても効果はえてして一時的で、もみ返しなどの副作用が生じがちです。しっかりと体調や体質の改善に取り組みながら、マッサージ等に通うようにしましょう。
日常の基本的な工夫に関しては、睡眠や休養を充分にとることが第一に挙げられます。心身の疲れやストレスを抱えている可能性が高いため、睡眠や休養のための時間はたっぷり確保しましょう。その上で、質の高い睡眠を得られるような工夫も必要です。
休養とともに適度な運動も大切です。体を動かさないでいると、肩凝りやむくみ、さらには憂うつな気分を招いてしまいます。軽度の運動でよいので、体調や気分と相談しながら適度に運動するようにしましょう。
体を温めるためには毎日のお風呂が重要です。体の芯から温めるには、38℃前後の温めの湯に10~20分ほど半身浴でゆったり浸かるようにしましょう。また手足の冷えには足湯や手湯も有効です。
食生活や栄養バランスにも気を配りましょう。砂糖や炭水化物、清涼飲料水などの摂り過ぎはビタミン、ミネラル不足と反応性低血糖を招き、様々な心身の不調をもたらします。野菜や果物、豆類、海藻類、全粒穀物をしっかりと摂取し、適量の魚類や肉類も食べましょう。必要に応じてビタミン等のサプリメントも有効です。
自律神経失調やホルモンバランス失調などには、プラセンタ注射やラドン温浴がたいへん有効です。実際に当院では、1週間に1~2回の治療によって、2~4週間程度で見違えるほどに良くなった方が大勢いらっしゃいます。また適切な漢方薬を飲むのも良いでしょう。
体調不良が続く場合には、ぜひご連絡ください。
蒲田よしのクリニック(内科)
〒144-0052 東京都大田区蒲田5-27-10 蒲田TKビル1階
Tel : 03-6424-7071 FAX : 03-6424-7072
http://www.kamata-yoshino-clinic.com/ (HP)
回答専門家
- 吉野 真人
- ( 東京都 / 医師(精神科) )
あなたの自然治癒力を引き出し心身の健康づくりをサポートします
病気を治したり予防するにあたり、いちばん大切なのは、ご本人の自然治癒力です。メンタルヘルスを軸に、食生活の改善、体温の維持・細胞活性化などのアプローチを複合的に組み合わせて自然治癒力を向上させ、心と身体の両方の健康状態を回復へと導きます。
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この回答の相談
22歳事務員です。
デスクワーク及び運動不足のため
首肩こり、頭痛、めまいがおさまりません。
マッサージやカイロにも通いましたがもみ返し?が起き
気持ち悪くて吐いてしまいます。
最近は足が… [続きを読む]
shizuzu87さん (千葉県/22歳/女性)
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