対象:投資相談
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為替についての考え方
うさ子様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご質問の件、確かに今月に入ってから、急に円安方向に動き始めていますね。
1.米ドルは、買い時か
これは、長期で考えるか、短期で考えるかにより、判断が異なります。
例えば、1年以内に為替がどう動くか、について、ずばり的中させられたら、すごいことですが、短期でのずばり的中は、プロでも難しいのが現実です。
なので、短期的な売買を目的として、外貨MMFを購入することは、賭け事の要素が強くなってしまうので、おすすめしかねます。
一方、もしも長期で考えるのであれば、分散投資の意味で、資金の一部を米ドルで保有しておくことは、有効と考えられます。
今は、過去との比較で、相対的に円高なのは、事実です。
長期で見れば、急激に円安方向に振れていく可能性はありますし、もしもそうなると、理屈の上では、円の購買力が低下し、輸入品が値上がりして、その分、家計を圧迫することになります。
2.豪ドルは、高いのか安いのか
豪ドルは、今は、金利が高めなので、必要以上に資金が集まってきており、やや豪ドル高になっている可能性は、ありますね。
そもそも為替変動の大きな通貨なので、投資は、慎重に計画的に考えてください。
金利差を考慮すれば、為替での下落をある程度まで吸収できる場合もあります。
3.ドルコスト平均法の有効性、ユーロは買い時か
ドルコスト平均法は、損も益も平均化してしまうので、それほど大きなリターンは期待しにくくなりますが、守りには強いといえます。
それほど殖やす必要がない、守りを重視する、というお考えであれば、ドルコスト平均法は、有効です。
ただ、そうはいっても価格変動のリスクをとることに変わりはありません。
慎重にご検討ください。
ユーロについては、国家債務危機が、解決したわけではないので、危機が再燃した場合は、また下落に向かう可能性もあるとみています。
いずれにしても、短期的な予想で、バタバタと取引をしても、よい結果は出にくいですし、お金に囚われた生活に入ってしまう危険性があります。
必要に応じて、アドバイザーのサポートを受けながら、生活設計重視の資産運用を心掛けることをおすすめします。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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この回答の相談
全く初めてですが、どうやら現在円高で、持ち直しつつはあるらしいのですが。。。
外貨が良いのかなと思っています。
1.
円高と世間がいっているのは、米ドルにたいしての事で、今はドルが… [続きを読む]
うさ子さん (大分県/43歳/女性)
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