対象:新築工事・施工
山下 弘治
建築家
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地下室計画は細心の注意を
初めまして、ケイズアーキテクツの山下と申します。
地下室計画をされているとの事ですが、当方の事例を踏まえ少々アドバイスさせて頂きます
地下室の用途にかかわらず、居室としての快適な空間を造るためには押さえておきたい点が
幾つかあります。
1.漏水対策 地下室は地中の泥水の中に築造する事と思って下さい。
水に強い水密コンクリートの使用や、万が一の漏水に備えた2重壁の設置
その水を外部に排出するピットの設置
2.湿度対策 おっしゃる通り地下はコンクリートの湿度と不十分な換気でカビの発生が
危惧されます。地下と地上階間で空気の循環や対流によって空気だまりを
作らない事が大事です。
3、断熱 地中の外部と内部間には温度差が激しいので外断熱か内断熱を施し、
結露を極力抑える。
以上を踏まえると、外部に面した壁の打ち放しは避けた方がよいと思います。
工務店さんとよく話し合ってみて下さい。
近年地下室の利用が多くなっていますね。
容積緩和にもなる空間ですから、有効に使い快適な地下室を造って下さい。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
地下室を建築をしようとしています。
地面を掘り、コンクリートで深く基礎をつくり、
その部分を居室にするわけですが
内装の仕上げについてどうしたらよいか悩んでいます。
工務… [続きを読む]
lalalalaさん (東京都/35歳/男性)
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