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対象:ペットの医療・健康

Re:テロイド誘発性肝炎

2012/01/31 09:02
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5.0
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ステロイド剤の一般的な副作用としては食欲増進や利尿作用による多飲多尿、脱毛などの皮膚変化が挙げられます。

また糖、脂質、蛋白質の代謝促進作用もあるため、長期投与では代謝障害による糖尿病や二次的な肝臓への負担も考慮しなければなりません。

猫はステロイドの長期投与に耐える個体が多いとの報告もありますが、個体差があるので一概には言えません。一般的にGPT、GOT、ALPいずれも肝細胞や胆管等が障害された時に高値を示します。

今回のようにすべての数値が10倍という高値ならば肝障害が示唆されます。
猫の肝障害は中毒や薬物、感染による急性肝不全をはじめ肝膿瘍、胆管肝炎、腫瘍、原因不明の脂肪肝などが挙げられます。

ステロイド剤の休薬により数値が改善することもありますが、急な休薬は副腎皮質機能不全を起こす可能性が高いので獣医師とご相談の上量を減らしていく必要があります。また不可逆的な障害が起きている場合、ステロイド剤の休薬を行っても改善が見られないこともあります。

ステロイド剤と肝障害が直接関連しているかは言及できませんので、肝酵素のみでなく他の肝機能に関与する血液検査やレントゲン検査、超音波検査、肝生検を行って他の疾病との鑑別を行う必要があるでしょう。

かかりつけの獣医師とよくご相談のうえご検討いただくことをお勧め致します。

障害
検査

評価・お礼

モモンガ12 さん

2012/02/01 00:09

回答ありがとうございます。
ステロイド影響に個体差があることが分かり、少し不安が解けました。さっそく大学病院へ検査予約を入れてもらうように、かかりつけの先生にお願いしました。ありがとうございました!

(現在のポイント:-pt このQ&Aは、役に立った!

この回答の相談

ステロイド誘発性肝炎

人生・ライフスタイル ペットの医療・健康 2012/01/24 10:34

猫(mix)オス11歳です。
皮膚炎でリンデロン0.5(2日1錠ペース)を半年間投与しましたが改善せず転院したところ、血液検査でGPT、GOT、ALPが通常の10倍あり「ステロイド誘発性肝炎」と診断されました。
どう… [続きを読む]

モモンガ12さん (神奈川県/34歳/女性)

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