犬の肛門腺炎について - 沖田 将人 - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年04月15日更新

犬の肛門腺炎について

2012/01/16 11:48
(
5.0
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 はじめましてアレス動物医療センターの沖田と申します。

 さて肛門腺炎ですが、切開が必要かどうかは状態によりますので、毎回必ず切開するわけではありません。
 
 短頭種で肥満気味の子となると、麻酔のリスクも高くなりますし、いきなり切開というよりは、主治医の先生が選択した通り、できれば内科療法で戦いたいところです。

 ただ、排膿できれば治りも早いので、そちらの先生のおっしゃる通り、万一破裂した時は、洗浄などにより早期の治療が期待できますので、すぐ病院へ連れて行ってあげるとよいかもしれません。

 破裂すると早期治療のチャンス、というのは表現としてあまりにかわいそうですが、内科療法で治ればベスト、それが無理でもできれば麻酔はかけたくないというところですので、私が治療する時も、主治医の先生と同じ選択をするように思われます。

 柔らかい便のようなものと今回の症状の関連性は不明ですが、肛門腺炎を経験したことのある子は、基本的には定期的にペットショップや動物病院で定期的に肛門嚢を絞る処置を受けたほうがよいと思います。

病院
治療
ペット

評価・お礼

dankiti さん

2012/01/16 22:54

先生の回答文を読んで安心しました。実は質問文を投稿した翌朝6時頃に破裂しまして、臀部が血に染まって敷物についた血を舐めていました。お尻の穴が二つになって、痛々しかったので痛み止めを飲まして病院に連れて行き洗浄をしてもらいました。洗浄と抗生剤で早ければ1週間~10日ほどで傷もふさがるとの事なので安心しました。肛門腺のケアはしっかりしたいと思います。ありがとうございました。

回答専門家

沖田 将人
沖田 将人
( 富山県 / 獣医 )
アレス動物医療センター センター長
0766-25-2586
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

地域に密着したワンランク上のホームドクターを

アレス(Alles)とはドイツ語で「あらゆること」を意味します。インフォームドコンセントの充実、年中無休、CTスキャナ導入など動物たちの幸せにつながることなら、飼い主様のあらゆる要望にお応えしたい。そんな願いを込めて診療に取り組んでいます。

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この回答の相談

肛門腺炎について

人生・ライフスタイル ペットの医療・健康 2012/01/15 15:23

我が家の3歳4か月(生後7か月で去勢)の小型犬ブリュッセルグリフォンの雄ですが、右お尻の横が小卵ほどしこりと言うか腫れに気付き(お尻の穴が少し変形するくらい)ちなみに今朝は便を普通に出しました、今日(… [続きを読む]

dankitiさん (静岡県/58歳/男性)

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Re:肛門腺炎について 苅谷 和廣(獣医) 2012/01/22 08:59

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