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長期とは、利益の可能性が高まる期間
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はじめまして、FPの岩川と申します。
浜田さまのご指摘の通り、確かに、長期と言っても、人によって解釈は異なりますね。
少し専門的になりますが、投資信託などの変動商品は、定期的な売買(リバランス目的)によって利益と損失を繰り返し確定させることで、資産形成が報われます。
過去を振り返ると、このリバランスを繰り返し行なうと、5年、7年、10年と長期になればなるほど平均的なリターンはプラスになる可能性が高まります。
短期の場合は、「利益の可能性」 = 「損失の可能性」
(↑投機ですね。)
長期の場合は、「利益の可能性」 > 「損失の可能性」
(長期で報われるから大切な世界の公的年金はリスクをとって運用するんですよね。)
つまり、長期とは、損失の可能性よりも、利益の可能性が高まる期間と考えて良いと思います。
この期間は、債券や株式をどのくらいずつ保有するか、また、為替の影響によって異なります。
私の場合は、為替の影響を受ける場合や株式を組み込む場合は、余裕を持って最低7,8年から10年以上の保有を勧めています。
参考までに
どんなに10年、20年保有しても、リバランスをしなければ資産形成は「運」でしか報われないと思います。
長寿ファンド単体の基準価格を見ても、残念ながら利益のあるファンドはほとんどありませんよね。
ご質問がございましたら、気軽にどうぞ。
評価・お礼
浜田 さん
2012/01/17 20:53
ありがとうございます。
やはり色々な先生のお話やアドバイスを聞いていくうちに、なかなか難しいな、と感じるようになりました。
でも同時にちょっとこれから投資信託をはじめるのが楽しみというか、わくわくどきどき、するような感じです。
とにかく実際に始めてみて色々と体験した上でまた新たな質問が出ると思うのでよろしくお願いします。
あんまりハリキリすぎずに、一番はじめにやる投資信託は勉強用と考えてます。
ありがとうございました。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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