対象:借金・債務整理
個人民事再生とは破産を回避する負債圧縮方法です。
個人民事再生とは、簡単にいいますと、裁判所に申し立てて負債の70%から80%くらいをカットしながら破産を回避する法的な債務整理の制度です。給与所得者等個人再生と小規模個人再生の2種類があります。いずれも、法律の要件に従って裁判所に個人民事再生を申し立てると、個人再生委員の監督のもと(地方では弁護士が申立代理人につくと個人再生委員は選任されないことが多い)最終的には裁判所の認可決定を受けることで債務が大幅に圧縮できます。結構、面倒な制度ですが、破産を回避して住宅ローンを払いながら住宅を守ることもできますし、破産すると資格が制限される職業(弁護士、ガードマンなど)にとっては特にメリットがあります。ただ、住宅ローンを除き負債総額が5000万円以下であること等いろいろと制限がありますので、一度、専門家に相談してみましょう。
回答専門家
- 三森 敏明
- ( 弁護士 )
- ヒューマンネットワーク三森法律事務所 所長弁護士
あたたかみのあるお付き合い。気軽に相談できる身近な弁護士
丁寧な説明と報告、依頼者の納得のいく解決を目指します。100%の力で、全身全霊を尽くして、問題解決に努めます。損害賠償請求事件、債務整理事件、債権執行事件、刑事事件など、あなたのお悩みが大きくなる前に気軽にご相談ください。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
現在、祖父から受け継いだ小さな会社を経営しています。多額の債務を抱えており、整理清算を考えています。知人から「個人民事再生」という制度があると聞きましたが、具体的にはどんな制度になりますか?
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
このQ&Aに類似したQ&A