対象:コーチング
自分だけの人生プランを持って下さい
今日は。
まず「女性」そして「キャリアプラン」という言葉から自分を解き放ってみて下さい。
発達心理学からアドバイス致しますね。
「キャリアプラン」 非常に曖昧な言葉ですね。 おまけに「女性」と冠をつけてカテゴリーを限定すると、窮屈な範囲でしか考えを巡らせることが出来なくなります。
世界では話題になることもない血液型で、人をカテゴリーに分けることに執心している日本。
All About の専門家カテゴリーも、一体何の専門家なのか意味不明のカテゴリーが多いと思いませんか。 日本式専門家カテゴリーなのでしょうね。 よく苦言を呈しております。
さあ、広い自由な中で、自分のことを「わかって」みましょう。
identity(自分が何ものなのかの認識)は年齢と共に発達します。
特に、思春期は非常に大切な時期で、「自分が誰なのか」「自分にはどんな価値があるのか」「自分の人生の目的とは何なのか」を組み立てて行きます。
その過程がうまく行けばいくほど、大人になった時に、productive (自分のやっていることが必ず次につなかっているという認識)で幸せな人生が送れると、科学的研究の証拠が証明しています。
ですが、そのidentity の構築は大きく環境に左右されてしまいます。
そして残念なことに、日本の環境は若者のidentity構築には最悪です。
その結果、大人になっても「自分がわからない」「自分は何をしたんだろう」と立ち往生している人が多いようです。
日本のような集団主義で、みんなと同じことをするのが良しとされる社会では、「自分で自分のことを判断する」のではなく、「こうするのが正しい」「こうするものだから」に人生の大切な決断を任せてしまいます。
「自分がみつけた自分」ではなく、Ready-made(既成の)、「女性でこの年齢ならこうする」という「自分」を知らず知らずに受け入れてしまいます。
そして、ある時ふとwaka3939さんのように、今の自分の生き方に疑問を感じます。
しかし、「自分で考える」「人と同じでなくてもいい」という考えの存在しない日本社会では、「自分をみつけたい」でも「社会に逆行したくはない」のジレンマに苦しんでしまうのだと感じます。
補足
具体的なアドバイスは:
radical plan (過激だけど楽しいプラン): 今度仕事の挑戦をする場合にはとにかく「来るものこばまずやってみる」
失敗したらやりなおし。 たかが失敗です。
失敗はidentity構築に非常に大切な経験です。
realistic plan (現実的なプラン):勉強に戻ってみる。 何でもいいから興味の持てそうなことを勉強。 資格などにつながると楽しいですね。 次の仕事への武器になりますよ。
勉強することで、固まってしまっていた脳細胞のネットワークが動き出します。
脳が動き出したら、今まで解決出来なかった人生の問題が簡単にわかったりしますよ。
(私も人生で「う~ん」とうなるたびに勉強に戻りました。今ではアメリカの大学院でEducational Psychologist として研究しています。 楽しいですよ。)
Good Luck for your identity search.
回答専門家
- 大澤 眞知子
- ( 英語講師 )
- Super World Club 代表
カナダにいらっしゃい!
カナダ 在住。パンデミック後のNew Normal 留学をサポート。変わってしまった留学への強力な準備として UX English主催。[Essay Basics] [Critical Thinking] など。カナダから日本に向けての本格的オンライン留学準備レッスン・カナダクラブ運営。
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この回答の相談
同じような質問ばかりで自分でもあきれます。
多分、しっかりと【こうしたい】と自分の事をわかっていないんだと思います。
どう考えていけばいいのか アドバイス頂けたら嬉し… [続きを読む]
waka3939さん (福井県/44歳/女性)
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