対象:体の不調・各部の痛み
L5-S1間の椎間板ヘルニアについて
腰椎ヘルニアでお悩みの様子お察しします。
そもそも腰椎ヘルニアとは、
骨盤の上にのる腰部脊椎(背骨)の配列が悪くなって、骨と骨の間にある椎間板(軟骨)が本来の位置より押し出されている状態を言います。
そしてL5-S1間の椎間板ヘルニアは、骨盤を構成する仙骨とそのすぐ上にある腰椎5番の間でヘルニアがあるということです。
この押し出されたヘルニアが神経を圧迫すると、その神経が支配している腰部や脚にかけて痛みや痺れがでてきます。(ヘルニアがあっても神経を圧迫していなければ、あまり痛みやしびれなどはありません。)
日常生活で腰椎ヘルニアが起こる多くの原因は、
腰椎の土台である骨盤の傾斜やねじれがあるために、その上にのっている腰椎の配列が悪くなって椎間板を過度に圧迫していることにあります。
特に、仙骨と腰椎5番の間は比較的狭く、また骨盤の傾斜やねじれなどが影響しやすい箇所といえます。
軽度であれば、しばらく安静にしていることで、腰部周囲の筋肉の過剰緊張が和らぎ、腰椎の配列が多少戻ったり、炎症が治まってきたりして、改善することもあります。
しかし、症状があまり治まってこない、あるいは、少し治まっても同様のことを繰り返してしまうような場合には、ヘルニアを起こす腰椎の配列の悪さやそもそもの骨盤の傾斜やねじれなどが大きいことが考えられます。
この場合には、信頼のできる手技療法専門家(整体やカイロなど)で診てもらい、腰椎の土台となる骨盤の傾斜やねじれ、腰椎の配列や機能状況、周辺の筋肉の緊張などを分析して、骨盤の傾斜やねじれを少なくして、腰椎の配列、機能が適切になるように整えることが望ましいでしょう。
また、痛みが非常に強い場合には、まず整形外科で飛び出したヘルニア部分を取り除いてもらい、その後、骨盤の傾斜やねじれ、腰椎の配列を整えるほうがよいかもしれませんね。
まずは安静。痛みのあるうちは筋トレは避けて起きましょう。
ご参考になれば幸いです。
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回答専門家
- 川井 太郎
- ( 東京都 / あん摩マッサージ指圧師 )
- 川井筋系帯療法治療センター 院長
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1ヶ月半前、通勤途中で突然腰が痛み、そのまま倒れてしまいました。その後徐々に回復しましたが、激痛から1ヶ月経った時、痛みが再発し、寝たきりになった為、病院へ行… [続きを読む]
yosuさん (北海道/33歳/女性)
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