対象:住宅設計・構造
確かに混乱しやすい部分ですよね
ご質問拝見しましたが、確かに混乱しやすい部分だと思います。
基本的に、構造は基礎の部分とその下の地盤補強(補強の有無も含めて)の部分に分かれます。
基礎の形状に、布基礎やベタ基礎というものがあります。
そして、基礎の下の地盤がどのくらいの固さがあるか?地盤が弱くて不同沈下しないか?
などを地盤保証会社が調査して、その結果「地盤改良が必要」となった時に出てくるのが
「杭」「柱状(ちゅうじょう)改良」「表層改良」等といった地盤改良方法になります。
地盤保証会社はその方法に乗っ取って改良をすれば、不同沈下などした場合、保証するという形をとっています。
文面の杭基礎と地盤改良によって杭を埋めるというのは、両方とも基礎の下に杭で補強する
必要があるという意味では同じです。ただ、文面で書かれているように杭の方が値段が高くなる傾向が強いので、杭以外にもある「柱状改良」や「表層改良」などが活用出来る場合もありますので、その辺りは、家づくりを依頼される工務店さんや設計士さんなどに聞かれるといいと思いますよ。
参考になれば嬉しいです。
回答専門家
- 八納 啓造
- ( 建築家 )
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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この回答の相談
基礎と地盤改良についてなのですが
杭基礎と言う物と地盤改良によって杭を埋める
と言う事は全く別の意味でしょうか?
また、杭基礎は一般的な住宅家庭には利用されるような物なのでしょうか?
ベタ基礎、布基礎は良く聞きますが一般的な2階建てや平屋で
杭基礎?と言う疑問です
どうぞよろしくお願いします
DLHさん (東京都/40歳/男性)
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