奥様単独での住宅ローン審査について

ハッピーハウスの真山（さのやま）です。

今回のご相談内容であれば、
奥様単独での住宅ローンによる借入が
十分に可能な案件だと思われます。

奥様の年収（４５０万円）等から都市銀行を想定し、
返済比率３５％、借入期間３５年、審査金利４％で
借入可能額を算出すると、２９６０万円となります。

したがって、奥様単独で住宅ローンの申請を行い、
奥様側に問題がなければ１６００万円の借入は十分に可能です。

一般的に既婚者の場合、
男性であるご主人で住宅ローンを組むように
要請されることが多いと思います。
しかし、今回のように奥様の方が年収が高く
安定した職業だと金融機関が判断すれば、
奥様の単独で住宅ローンを組むことが可能です。

不動産の名義にご主人の持ち分を入れるのであれば、
連帯保証人となることを要求されます。
ただ、以前と違って奥様が住宅ローンを組んだ際に、
奥様単独で支払い能力が十分で、
ご主人の持ち分を入れないのであれば、
ご主人の連帯保証人を要求されることは少なくなりました。

金融機関に打診する前に、ご主人の連帯保証人が
必要かどうかを確認した上で、不要と言ってくれた
金融機関に審査を依頼すれば良いと思います。

参考までに、金融機関の審査については、
その「合否」を金融機関同士で共有することはありませんので
特に心配はありません。
ただし、合否は別として、審査を受けた「記録」に関しては
記録を共有しておりますので、いっぺんにたくさんの申請を
出すことはあまりおすすめ致しません。

少しでもお役に立てれば幸いです。