対象:住宅資金・住宅ローン
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連帯保証人となっている場合の審査について
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ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
保証人になっていると住宅ローンが組めないということはありません。
しかし、連帯保証人になっているとその借入をしているのと同じなので、
支払能力(返済比率に算入)から差し引かれるのが一般的です。
今回、奥様の年収から割り出した借入可能額を
連帯保証人となっている事業資金の借入枠で使用してしまっているので、
収入合算をしても十分な金額が得られなかったものと思われます。
参考までに、一般的な都市銀行を想定し、
ご主人単独での借入可能額(その他の借り入れはないと想定)を
借入期間35年、返済比率40%、審査金利4%で試算すると
4510万円となります。
同様に奥様の借入可能額を
借入期間35年、返済比率35%、審査金利4%で試算すると
2300万円となります。
収入合算者の借入枠をどこまで算入してくれるのかは
金融機関によって判断が分かれます。
収入合算者の枠を半分しか見てくれない金融機関もよくあります。
例えば、2300万円の半分しか算入してくれない金融機関であれば
1150万円の可能枠から、1500万円の事業用資金の借入枠を
差し引いてしまうと、借入枠が残っていないことになります。
連帯保証人となっている事業用資金の借入枠をどのように
支払い能力(返済比率)に反映していくのかは
金融機関によってわかれるとは思いますが、
少なくとも今回の件においては、借入枠が不足していたものと思われます。
正直なところ、
収入合算者の収入の見方および連帯保証人になっている借入の取り扱いは、
金融機関によって異なることが多いのが実情です。
今回の件については、
頭金を増やして、ご主人単独で組める範囲の住宅ローンを組むのか、
もしくは、奥様を収入合算するのであれば、
いくつか金融機関を当たってみて、今回の条件をのんでくれる
金融機関を探すかたちになると思います。
ぜひ、がんばってみてください。
少しでもお役に立てれば幸いです。
評価・お礼
dreams さん
2011/10/23 16:28
早々のご回答、ありがとうございます。
具体的な金額を出していただいたので、大変参考になりました。
ただ一つ、さらにお聞きしたいのですが、収入合算というのは、夫婦2人
がそれぞれローンを組むのとは別なのでしょうか。
今回は、2人それぞれが35年ローンを組もうと考えていたのですが、そう
いう場合も収入を半分に見られることが多いということでしょうか。
いろいろ質問ばかりで申し訳ありません。
回答専門家
- 真山 英二
- ( 神奈川県 / 不動産コンサルタント )
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
正しい知識で安心して人生最大のワクワクを楽しんでもらいたい!
人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。
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この回答の相談
親族の保証人(事業資金約1500万円)になっています。
夫婦ともに公務員で、ともに30歳代前半、勤続年数は約8年です。
この度、自己資金は約300万円ほどしかありませんでしたが… [続きを読む]
dreamsさん (大阪府/32歳/女性)
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