今年一杯扶養内がベターかもしれません

おまんじゅう様

実質手取りでお悩みとのこと。
社会保険に加入する目安として、社員の概ね3/4以上という
目安があります。

社員の方が8時間×5日であれば、1週間40時間
それに対して30時間労働ですから、社会保険に加入することが
普通となります。

ただ、会社により、社会保険の負担を嫌うことがありますから
第一号被保険者（国民年金・国民健康保険）になる可能性も
あります。

1,500円×30時間×4週＝約180,000円となります。
社会保険の場合は料率表によりきめられています。
こちら
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/resources/content/62854/20110209-164737.pdf


それから行きますと、厚生年金14,452円、健康保険8,604円程度が
想定されます。

増えた分の社会保険料は会社の払い方にもよりますが
加入の翌月から給与天引きかと思います。12月からでしょうか。


また扶養を外れた際は、配偶者控除がなくなりますので
ご主人様の所得税が少し上がります。

おそらく所得税ラインが20％ですので
38万円の配偶者控除がなくなることで38万×20％＝7.6万程度手取り減

また家族手当て1.6万×2か月＝3.2万手取り減

が想定されます。


ですので、今年一杯は扶養内で問題ない程度にしておく事が
いいかもしれませんね。


プラス材料としては、奥様の厚生年金が増えます。


今後、扶養制度は大きく改正されます。
今の扶養が持ってもあと数年と考えますと、なんとも言えません。

今から大増税に対応できる体質になっておくことも
私は1つの考えだと思います。

もちろん、ぎりぎりまで制度を活用するということも良いこと
だと思います。

制度はいずれ変わるという前提のもとで、将来計画（お子様の予定等）を
含め総合的に判断されるのがよろしいかと思います。


追伸：こちらに簡単にまとめたノートがありますのでご参考までに
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n1201


ご参考になれば幸いです。


株式会社FPリサーチパートナーズ
http://www.fp-research.jp