対象:住宅・不動産トラブル
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戸建て、土地建物の契約について
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宅建主任の、野口です。
tomoyose_m様の契約には不完全であると思います。不動産(土地)の契約は目的ぶつを特定する必要があります。此が、しっかりと無いように思われます。
即ち、一般的に契約には「土地の所在(住居表示とは異なる)番地、地積、地目、地権の種類」の表示と金額です。不動産会社が示した契約書でしょうから、不完全な契約は、tomoyose_m様の意志で、負担無く「契約解除」が出来ます。契約解除によるtomoyose_m様の損害の賠償を求めるのは、無理があると思います。
不動産会社の言い分を聞かなくてはなりませんが、公社であったため抽選であったのか、不動産会社に手続きに手落ちや問題があったのか判りません。
代わりに、隣地を求める場合は、専門家(宅建主任、設計士など)の意見を求めるようお勧め致します。
不動産会社の信頼性、隣地の価額、瑕疵、他のリスクが無いか、tomoyose_m様の求める住宅が十分に果たせるか否かなどを、セカンドオピニオンを求めるべきと思います。
高い買い物ですから少々の費用は惜しまず、後悔の無いよう万全を期すようして下さい。
tomoyose_m様の良き住宅取得が果たせるよう祈ります。
補足
tomoyose_m様の補足部分から、工務店は、本当に宅地建物を販売する資格(宅地建物取引業)があるのか疑いたくなる事実ですね。
他人の持ち物を無断で販売するようなものです。契約時点で「重要事項説明書」を示して説明する義務がありますが、既に、他の人が所有しているのであればその所有者が販売を仲介などしなくてはならないのにこの最重要事項義務が抜けています。現所有者の謄本にて示すよう業者に求めています。
違反業務で、確実に契約金1%、中間金10%の即時返還は当然です。
場合によっては、「損害違約金」が請求できるでしょう。相手の言い分だけ聞いて、此を弁護士、又は 司法書士などに相談し、いくばくかの損害金を請求を求めましょう。
評価・お礼
tomoyose_m さん
2011/09/21 22:11
野口様
早速のご助言と丁寧な補足説明ありがとうございます。大変参考になります。
最重要事項義務を抜かしたまま契約していたという事で、この工務店への信頼感が薄れていくとと共に、
自分自身の未熟さを感じています。
ご助言通り、工務店から説明を受けた後、専門の方に相談したいと思います。
工務店から説明を受ける際に注意する点がありましたら教えて下さい。
その他、何か思い出すことがありましたら、よろしくお願い致します。
ありがとうございました。
野口 豊一
2011/09/22 10:56
高評価有り難うございます。
少しでも、お役に立てれば幸いです。
個別の件は、こちらから--→http://www.iriscon.co.jp
回答専門家
- 野口 豊一
- ( 神奈川県 / 不動産コンサルタント )
- 代表取締役
不動産の売買、投資をFPの視点よりコンサルタント
独立系のFP、不動産業者とは一線を画し常に第3者の観点からコンサルタント、長年のキャリアと実践て培った経験をを生かします。法律、経済、税務など多角的に論理整然とし、これを実践で生かします。誰にも負けない「誠実性」「洞察力」を発揮します。
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この回答の相談
こんにちは,建築請負と土地購入に関して質問いたします。
はじめに現在のトラブルに至った経緯を書きます。
8月末に,戸建て住宅の請負契約を結びました。
契約書には購入予定… [続きを読む]
tomoyose_mさん (沖縄県/39歳/男性)
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