対象:年金・社会保険
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選択にあたっての考え方です
hemp829様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談内容、拝見しました。
国民年金の上乗せとして、国民年金基金または、個人型確定拠出年金を検討されているとのこと。
まず、両者には、「確定給付」と「確定拠出」の違いがありますが、確定給付の場合、将来の受取額が分かるというメリットがあるものの、極端なインフレに向かった場合は、受け取る時に実質的な価値が少なくなっていることになります。
つまり、受け取る年金の額面で、今と同じような買い物ができなくなっている場合もあるということです。
その点をどう考えるかです。
それから、年金基金の破綻の恐れというのは、おそらく日本政府の財政破綻という意味だと思いますが、仮にそうなってしまった場合も、極端なインフレになる可能性が高いです。
一方、確定拠出の場合は、将来の受取額は分かりませんが、例えば、株価指数に連動させることを目指すようなタイプの金融商品を選択して運用すれば、極端なインフレになった時も、それに追いついていける可能性が高いです。
株式は、基本的にその時その時の企業価値を反映させた値が付きますので、インフレになれば、インフレベースの値が付くわけです。
ただし、株式で運用する場合は、値上がりと表裏の関係で、一時的に暴落するようなこともありますので、そういった値動きといかにして向き合っていくかが重要なテーマになります。
具体的に、どうすればよいか、どう考えればよいか、については、投資教育という分野があるのですが、日本では、なぜか普及が進んでおりません。
ほとんどの方が、危機感を持っていないということなのでしょうね。
ここには書ききれませんが、必要があれば、資産運用の勉強会など、いろいろと調べてみるとよいと思いますよ。
以上、ご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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この回答の相談
現在 厚生年金に加入していない会社で働いています。23歳女性です。
20歳から国民年金は支払っていますが、将来の為に上乗せできるものに加入しようと思っています。
今まで年金基金に加入し… [続きを読む]
hemp829さん (神奈川県/22歳/女性)
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