対象:住宅資金・住宅ローン
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中原 秀樹
不動産業
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返済額は変わりませんが、ローン残高が増える場合も
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はじめまして。《中古マンション売買専門》ホクセツホームの中原です。
sonaeru様のご質問についてですが、
返済額の見直しは5年ごと、その際の金額は直前の1.25倍まで、というルールについて
間違った理解や認識をされている方って結構いらっしゃいます。
「返済額が増えないのであれば安心」と考えられるのですが、
まったく安心ではありません。金利負担のリスクが存在します。
もしも金利が上昇した場合、
返済額は変わりませんが、実は、負担する金利の金額が上昇します。
例えば、
借入3000万円 35年返済 金利1% とした場合
月々の返済金額は、約85,000円(金利負担約25,000円)となります。
ですが、
金利が3.5%まで上昇すると、ローン開始後すぐであれば、
金利負担の金額だけで、約85,000円となります。
さらに、金利が上昇して5%までになると、
金利負担の金額が、約120,000円まで膨らみます。
そうなると、月々約35,000円金利負担の方が多くなってしまうことから、
結果、ローン残高が増えていくことになってしまいます。
つまり、どれだけ返済してもローン残高が減らない状況です。
逆に増えていってしまうという結果にも・・・
金利が低い時期がずっと続くならば大丈夫ですが、30年・35年という
長期にわたって、ローンの返済を予定する訳ですから・・・
常に金利上昇のリスクを背負うことになります。
だからこそ、できるだけ長期返済の予定にて購入計画を立てている場合には、
変動金利ではなく、固定金利にて返済プランを立てることをお勧めいたします。
少しでも参考になりましたら幸いです。
ホクセツホーム 中原 秀樹
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評価・お礼
sonaeru さん
2011/10/19 12:18
大変に遅い御礼となりまして申し訳ございませんでした。
分かりやすいご回答ありがとうございます、どうもとんでもない勘違いをしていた様で、大げさではなく人生においてピンチを迎えかねない所でした、本当にありがとうございます!!
固定金利のメリットをそれほど大きく感じていませんでしたが、考えを改めたく思います。
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この回答の相談
変動金利型の住宅ローン商品を選択した際の、金利上昇と返済額についてご質問です。
変動金利の場合、金利の見直しは半年ごと、返済額の見直しは5年ごと、その際の金額は直… [続きを読む]
sonaeruさん (神奈川県/28歳/男性)
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