藍色 シアン
メンタルヘルスコンサルタント
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怒りはどこに向かっているかを知ることが大切かもしれません。
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クレーム心理カウンセラーの藍色シアンといいます。
八方塞がりのような家の状況は辛いですね。そしてお母様を亡くされた悲しみは未だに深く心に刻まれているのではと推測します。
少しでもお役に立てるような回答ができるといいのですが。
まず、nisimokuさんの文面から伝わってくるのは、行き場のない「怒り」のようなものです。特にお父様と弟さんへの「怒り」かなと思うのですが、その「怒り」をnisimokuさん自身も封印したいと思っていて、それでもできない気持ちが、今の状況を創り出しているようにも思えます。
そして封印したい「怒り」のもっと奥には、それにつながる「悲しみ」があるのかもしれません。
そのnisimokuさんの悲しみとそれにつながる「怒り」が、どこに向いているのかといえば、それはお父様かもしれませんね。そして弟さんにも。
その「怒り」が感じられるから、お父様はある心的距離感、それを遠慮という形で作り出しているのかもしれませんし、弟さんは「話さない」ということでやはり距離を作っているのかもしれません。
その怒りはいつからでしょうか?それはもしかすると、お母様が亡くなられたタイミングなのかなと思いますが、どうでしょうか?
そして、その原因がお父様や弟さんにあること、それに対してどうもしてあげることが出来なかった自分への「怒り」もあるのではありませんか?
だとすると、原因は今のコミュニケーション自体に問題があるのではなく、nisimokuさんが感じている怒りと、その大元になっている、大きな「悲しみ」なのではないかと思うんです。
悲しみを感じたとき、そしてそれが怒りに変わったとき、その原因はなんだったでしょうか?そしてその時、したかったこと、してほしかったこと、でもやらなかったことは、なんでしょうか?
そして今どうしたいでしょうか?
それをクリアーにしていくことが、今の状況を変えるきっかけになっていくと思います。それをしてから、家を出るかどうか決められても、遅くはないと思いますし、逆にそれを無視したまま家を出たとしても、その怒りはまた別の形で表現されてしまうかもしれませんね。
補足
自分も気がついてない「悲しみ」、お母様が被害者であり、加害者としてのお父様や弟さんを赦すことが出来ない。そして自分も何もできなかった「加害者」かもしれない。
今更どうすることもできない、そのことについて、加害者としての責任を感じるべきという「怒り」があるとしたら、そう思っている自分の心を解放していくことが大切なように思います。
まずは、自分のうちにある怒りを知ること、そしてそれが何に向かっているのかを知ること、それが大事なような気がしました。
評価・お礼
nisimoku さん
2011/07/04 22:50
回答、ありがとうございました
友達に話しただけでは拭いきれなかった苦しさから少し抜け出せた気がします
もっと色々書きたかったのに、なぜか長文が入れられなかったので
(1000文字以内だったのに)短い文で失礼します。
藍色 シアン
2011/07/06 12:17
こちらこそ、回答を読んでいただけたこと、そして感じてもらえたこと、感謝です。
ありがとうございました。
もしかすると、一番怒っているのは自分に対してなのかもしれないとふと思いました。
だとすると、ゆるすべき人はまず、自分自身の思いと悲しみなのかもしれません。
表面上の問題、例えばお父様の優柔不断さ、弟さんのコミュニケーション不足などは
その問題が教えてくれている「何か」に意味があるんです。
表面上、いくらその問題を解決しようとしても、もっと根本にある「何か」にアプローチしないと
それはずっと引きずってしまうことになるんですね。
その根本にある「何か」が、もしかするとnisimokuさんが感じ無いように封印してしまったいる
「怒り」と「悲しみ」と、そして何もできなかった「加害者」の意識なのかもしれません。
そんなことに気づいていくことが出来て、今が少しでも「楽」になっていけることお祈りしています。
藍色シアン
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この回答の相談
家は父・弟・私の3人家族です
母は3年前胃ガンで他界しました
父は私からの大事な相談事などは無視・または面倒くさそうな簡単な返事しかしません
普通の会話でも無視される事も多くそのく… [続きを読む]
nisimokuさん (北海道/30歳/女性)
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