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辻畑 憲男 専門家

辻畑 憲男
ファイナンシャルプランナー

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住宅ローンと貯蓄について

2011/05/28 13:25

こんにちは。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。

住宅ローンは借金です。よってないほうがいいのです。
それでは、貯蓄をいくらぐらい残したら良いのかについてですが、すぐに使う予定がなく、今後の大きな支出予定に対して計画的に貯蓄ができる状態であれば100万円から200万円ぐらいを残して借金を返済したほうがいいでしょう(一般のサラリーマンの場合、自営業者などは事業リスクを考慮しないとなりません)。
ただし、住宅ローンの金利以上(団体信用生命保険料やローン保証料なども考慮して)に運用ができるのであれば、すぐに返済しなくてもいいです。
また、繰上げ返済の方法として、期間を短縮する以外に毎月の返済額を軽減する方法もあります。支払い利息が多く減るのは期間短縮をする方法ですが、毎月の返済額を軽減することによりより多く毎月の積立ができるようになりますので、将来が不安であるならばこの方法をとるのも1つです。

また、貯蓄先についてですが、学資保険や個人年金保険は長期の固定金利の商品です。よって今のように低い金利の時に長期で金利を固定するとインフレリスクを抱えることになります。インフレリスクとは物価上昇による貨幣価値の下落リスクです。
貯蓄は、住宅ローンと逆の立場です。金融機関や保険会社にお金を貸しているのです。借りる側に立った場合には、低い金利で長期で金利を固定できるほうが安全ですが、貸す側に立った場合には市場金利が上昇したら金利が上昇したほうが安全なのです。
保険の内容の詳細がわかりませんが、今後の経済情勢の動向により途中解約の検討も必要になってくるでしょう。


株式会社FPソリューション:http://www.fp-s.jp/
ファイナンシャルプランナー(CFP)
辻畑 憲男

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この回答の相談

住宅ローン残高と貯蓄のバランス

マネー 住宅資金・住宅ローン 2011/05/28 11:41

はじめまして。
・44歳既婚、4歳になる子供が一人います。
・6年前に約4000万のマンションを購入し35年で3300万円のローンを組みました。
・毎月の返済は約12万円、2年に1回150万程度を繰上返済し… [続きを読む]

lucky1さん (茨城県/43歳/男性)

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