対象:リフォーム・増改築
竹中健次
建築家
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問題有り
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相談した方に問題があります。
論外です。
構造の専門家を入れないことは考えられません。
震災における,危惧していたことです。
金銭的なことは十分に理解できますが,国による補助金制度ができる可能性があります。
能登沖震災時におきた問題点です。
震災の写真を必ず撮影しておいてください。
できれば,平面図と立面図に震災時の撮影箇所など明記してください。
撮影には黒板等に被害状況明記してください。
スケールの分かる,メジャーを入れることは基本です。
能登沖震災時に,補助金制度のできる前に修繕した方には補助金がおりませんでした。
市役所の建築指導課に相談するのが一番です。
行政機関は国民を守るものだと私は信じています。
評価・お礼
jonsu さん
2011/05/23 21:09早々にアドバイスありがとうございます。震災の時、私は娘と3階で激しい揺れと音の恐怖でこのまま家が崩れ落ちるのではないかと思いました。。市役所にも問い合わせしましたが、市の予算も無く耐震補強の補助金制度は木造建築のみとの返答でした。外壁や構造、室内等大規模改修になりますが、罹災証明は2次調査の判定も一部損でした。調査に来て下さった建築士の方に補強の質問しても立ち会ったこちらの建築士に相談して下さいと冷たいものでした。行政機関は私達国民を守ってもらえるとは思えません。外壁とユニットバスの見積もりで1200万の費用と補強の費用と今後安心安全に暮らせるのか不安です。
竹中健次
2011/05/24 04:55
大変難しい事情は分かりますが,構造補強を行うことが基本だと思います。
現時点で補助金が無くても,工事前と工事後の写真は残しておくことが賢明です。
私の自邸は昭和42年の鉄筋コンクリート造3階建てです。1階が店舗で2・3階が住居でした。
両親と同居する時に,両親が建て替えや引っ越しはいやだと言うことで,両親のメモリアルを大事にして大規模リフォームにて住んでいます。構造補強は行いませんでした。鉄筋コンクリートの場合には,安全率が高く見てある点と剛性が強いと考えたからです。能登沖地震では,揺れましたが,建物に欠陥はでていません。
現実にそくした部分も,当然必要です。鉄骨造は揺れますので不安は倍増する心理的な物も大きいと思います。構造は専門ではありませんが鉄骨接合部のせん断の発生のチェックや,外壁修繕時に耐震ブレースぐらいは入れた方がいいと考えます。床も合成床に成っていないと思いますので,水平ブレースの設置も必要かと思います。家全体の揺れはかなり収まります。精神的なケアも必要だと思います。
最低限度,構造設計士に見てもらって最低のチェックをした方がいいと思います。
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この回答の相談
昭和48年完成、約600平米外壁モルタル前面1部(2.3階タイル貼り)現在1階車庫3.4階住居4階建ての住宅です。(以前は1.2階は店舗)
3/11の震災にて外壁全体にクラックと浮き1… [続きを読む]
jonsuさん (茨城県/54歳/女性)
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