対象:住宅設計・構造
気密のラインを確認しましょう
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私が以前、勤めていたハウスメーカーでの断熱・気密仕様は、1階居室・廊下・トイレなどが床レベルでの断熱・気密施工(床下換気あり)をし、玄関・浴室は基礎断熱・気密の施工をしていました。1・2階壁から2階天井面まで断熱・気密施工をし、室内全体を「魔法瓶」状態にする仕様でした。
気密層が完成した時点で浴室窓からエアを抜き、室内を負圧にする気密試験を行い、空気漏れの箇所を補修してから内部造作に取り掛かりました。
「高気密・高断熱」仕様にもハウスメーカーに格差があると思いますので、内部造作前に気密層のライン(どこで気密が保たれているか)を再確認されることをオススメいたします。
基礎断熱はべた基礎の床・立ち上がりに断熱材を貼付けることが多いのですが、ユニットバスが入ってしまっているので、最悪はマンション外壁側に使用される吹きつけタイプの断熱材をユニットバス下から立ち上がり部分に施工し(束の高さにもよりますが・・)、洗面化粧室に床下点検口を設置する仕様に変更されるのも一つです。
担当者とよく話し合い、「後戻り工事」とならぬことを願っております。
評価・お礼
みどちゃん さん
本来のメーカー仕様である断熱・気密のラインは、かなり低いものでしたので、コチラで大まかに指定をしていました。コストの関係で次世代基準にも届かないレベルでしたが...。
今回の浴室部分はそのラインからも逸脱していると考えています。
実は、ご提示頂いた基礎部分に断熱材吹き付けし、洗面化粧室に床下点検口を設ける…という考えは既にメーカーに提案しておりました。
明確な返事にはなっていないですが、やはりこの方法でしょうか?
後戻り工事…コレは避けたいです。
回答専門家
- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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