住宅ローンの借り換えについて

ｙａｓｕ４３１１２６さんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。

『１０年での支払いなら変動でも金利上昇の危険はあまりないような気はしますが、
東日本大震災の影響がでないか心配な気もします。』
につきのして、

住宅ローン商品の選択に当たり、
ほぼ毎年のように繰り上げ返済を行うことが可能ということでしたら、
早期完済を目指すことになりますので、
ローン金利も低くて済む変動金利や短期固定金利で、
住宅ローンを組むようにします。

ただし、ローンの更新が頻繁に行われますので、
返済の途中からローン金利上がってしまい、
毎月の返済額が増えてしまう可能性があります。

この場合とは逆に、
繰り上げ返済につきましては、
３年に一回程度ということでしたら、
早期完済というわけには行きませんので、
多少、ローン金利が高くなってしまっても、
長期固定金利にすることで、

返済の途中からローン金利が上がってしまい、
毎月の返済額が増えてしまう心配がありませんので、
将来のマネープランが立てやすくなります。

尚、住宅ローンの借り換えを行うことで、
メリットが出るための条件として、
１．借入残高が１，０００万円あること。
２．返済期間が１０年以上残っていること。
３．借り換えを行った場合のローン金利の差が、１．０％以上になること。
などとなります。

よって、現在の住宅ローン金利を考慮した場合、
ｙａｓｕ４３１１２６さんが住宅ローンの借り換えをご検討される場合、
選択できるローン商品としては、
ｙａｓｕ４３１１２６さんのお考えのとおり、
今後の金利動向を十分に考慮したうえで、
変動金利にするか、
あるいは２～３年の短期固定金利での借り換えになります。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン　渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/