対象:リフォーム・増改築
吉井 和子
建築家
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「板の間」の和室と考えたら・・・
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これから始まる新しい暮らしに胸が弾んでいらっしゃることでしょう。
あまり費用をかけずに和室を洋室に、とのお考えと解してお答え致します。
畳敷きの和室より格下になりますが、「板の間」という板敷きの和室があります。
そのようにお考えになってはいかがでしょうか。
築13年ですと、和室の白木部分がいい飴色になっている頃ですので、
チークのフローリングと良く合うと思います。
和室のリフォームでの注意点は、シート張りの材料を使わないようにすることです。
本物の木の材料を使うと始めは白さが目立ちますが、
やがていい飴色になって違和感がなくなってきます。
シート張りの白木は、いつまで経っても白いままです。
床の間の床も同時にフローリングにすれば、テレビ台も置く事ができます。
ソファを置くことをお考えのようですが、お手持ちのソファがあるのでしょうか。
これからご購入されるのであれば、床座もあり、です。
また、置き畳はいつでも置けますので、実際に暮らしてみてからでも遅くはありません。
ご参考になれば幸いです。
株式会社ナチュール
吉井和子
評価・お礼
momotarou96 さん
2011/04/21 02:21
回答ありがとうございます。
床材については「チーク」素敵ですね。
「板の間」という素晴らしいアイディアありがとうございます。
ソファはこれから購入するので、床座にしようと思います。
ありがとうございました。
吉井 和子
2011/04/21 11:10
床座にすると、冬はこたつも出来ますし、だんだんと暮らしを作って行かれたらよろしいのではないでしょうか。
和室をフローリングにされる場合は、一続きとなるDKの床と高さを揃えてくださいね。
畳面がDKの床面より高い場合は、新しくするフローリングの床面が下がりますので、畳で隠れていた敷居や畳寄せの部屋内部分が見えてきます。
それらの高さが揃っていなかったり隙間が空いていてりする場合が多いので、ボロ隠しの意味で幅木を廻す必要があります。
その際に使う幅木は、木目の印刷されたシートを貼った幅木ではなく、本物の木で作った幅木にされる事をお勧めします。幅木の材料費は1万円もしませんので。
回答で注意点として申し上げたのはこの事だったのですが、説明不足で解りにくく申し訳ございませんでした。
素敵な暮らしを楽しんでくださいね。
株式会社ナチュール
吉井和子
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この回答の相談
築13年の中古物件を購入することになりました。
和室が10畳(プラス押入れと床の間で合わせて12畳)があり
そこが南に面していて、採光性があります。
とな… [続きを読む]
momotarou96さん (茨城県/30歳/女性)
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