仕事をしながら大学院に留学する方法

今日は、大澤眞知子です。
ご質問からほぼ一年。
資金計画は進んでますか？

erinkoさんのように将来英語圏の大学院をと思っている方のために、実現可能な方法をアドバイスします。

Online で英語圏の大学の正式単位を取ることから始めるのが最短の方法です。

この１０年、特にアメリカ・カナダの大学・大学院ではOnline Course の充実が顕著です。　イギリスはまだまだflexibility では劣りますが、可能な大学も出て来ました。
　
社会的評価も高い大学や、就職の際に非常に有利なコースが世界中の有能な頭脳に門戸を開いています。　優秀な学生が集まることにより、大学の価値も上がりますし、大学内の多様性も増します。

各Online Course の内容はかなり高度です。　実際に教室で先生と勉強するよりははるかに難しいかも知れません。　まず自分の強い意志が必要ですし、時間と能力を有効に使い時間内にassignment を仕上げ、リサーチも大学のネットワークにログインし、自分で行います。　Final exam もかなりの難易度です。

どのコースでも専任の先生がつき、質問には４８時間以内に答えてくれます。　
クラスメートとのdiscussionも必修で、online で参加します。

このようなOnline courses は数年間の大学院学費と生活費を貯めるまで日本で働いて・・・という選択肢よりも、もっと実現可能なプランだと思います。

1.まずは、WebでOnline coursesを検索してください。
自分の行きたい大学院のある大学を選んだら、入学のqualificationを調べて。

2. Graduate Shcool入学の場合は、今までに持っている大学degreeの成績証明書を提出し、evaluationをしてもらいます。　
GPAが足りない場合は、Upgrade のためにUndergraduate　courses にまず入学します。
必要なcredits が足りない場合も、まずUndergraduate coursesに入学申請をします。
（その場合は高校の成績証明書を提出します。　イギリスのonline courses はGPAで入学を決められるようです。　カナダ、アメリカは大学により異なります。）

3. 英語を母国語としない日本人は、英語の能力証明提出を求められます。　Undergraduate, Graduate course とも、かなり高い英語力が求められます。
例：　TOEFL iBT 90, IELTS 6 など　(TOEICは通用しません）

英語能力がまだ十分でない場合はまずその能力を上げることに集中したらいいですね。