対象:住宅資金・住宅ローン
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宮嵜 勝己
ファイナンシャルプランナー
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つなぎ融資に対する震災の影響
住宅ローンプランナーの宮嵜です。
今回の震災により、建材不足による工期変更が続出しております。心からお見舞い申し上げます。
情報が少ないので、ある程度こちらで勝手に想定して回答させていただきます。最終的な判断はご自身でお願いします。
(1)どれだけ工期が延びようとも、土地にかかる利息等は全て買い主の負担となるのが通常でしょうか
基本的にはそうなります。つなぎ融資の契約は借主と貸主との相対契約です。今回工期が延びているのは少なくとも貸主の責任とはいえないと思いますので、借主の支払いは免れないものと考えます。
特に今回は工期が延長されるかもしれないことをわかった上で契約をすることになりますので、借主が予見できなかったと主張できない状況にもあるかと考えます。
(2)今回の場合は、売り主・買い主・施行会社のどこにも責任はありませんが、
契約を解除することは可能なのでしょうか
(特に、工期が延びた場合で、ということになるので金消契約後の契約解除)
金消契約を解除できるかどうかは、契約書に書かれている解除条文に縛られます。災害による工期延長が解除理由になるような条文はおそらく無いと思われますのでこちらからの一方的な解除は相当難しいと考えます。
ただし、融資実行されるまでは貸主に実害がないのも実際なので、契約の事前に「3月末に金消契約はするけれど、後期の延び方次第では融資実行前までに金消契約を解除するかもしれないが、かまわないか」というような合意をとっておくことで、解除対応可能かもしれません。
ただし、これはあくまでも金消契約の話しであって、土地に関する売買契約の解除は別の対応となります。売主に責任の無い一方的な契約解除の場合は契約書に基づいて相当のペナルティも予想されます。こちらも十分に注意が必要です。不動産会社によくご相談ください。
(3)建材の変更を余儀なくされていますが、その差額分も全て買い主負担が必要なのでしょうか
この質問に関しましては専門外なので私のコメントは差し控えさえいただきます。不動産関連や法律関連の専門家の回答をお待ちください。
以上、参考になれば幸いです。
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