対象:マナー
徳永 美佳
マナー講師
22
『ございますね』→『ござる』は謙譲語!
敬語の使い方は新入社員でも、中堅になっても難しいものです。
敬語には『尊敬語』『謙譲語』『丁寧語(美化語含む)』があります。
・『丁寧語』は~です。~ます。をつければよいので、
日常的に使いやすい敬語です。
・『尊敬語』は相手を一歩上に持ち上げて差し上げる言葉です。
お相手が主語です。
・『謙譲語』は自分が一歩下にさがる言葉です。
自分(自社)が主語です。
そもそも『ございますね』という言葉を考えてみなしょう。
『ござる』は『拙者(せっしゃ)岡田でござる』という自分の事を言う謙譲語です。
■事例の場合を考えますと、
岡田様という方がいらっしゃいます。
1.他社の方、お相手の場合
主語は岡田様ですね。
『岡田様ですか?』を尊敬語で言うと
『岡田様でいらっしゃいますか?』です。
2.自分の会社の岡田さんの場合(自社の岡田さんを呼び出された場合)
主語は自社ですね。
『岡田ですか?』を謙譲語で言うと
『岡田でございますか?』です。
尊敬語と謙譲語の違いで上記のように使い分けます。
お相手に『ござる』を使うのは間違いです。
■敬語には、上記のような変形タイプもあり、
例えば『食べる』の場合
・尊敬語『召し上がる』
・謙譲語『頂く』
・丁寧語『食べます』
と変わります。
難しいですが、少しずつ心がけて敬語を使い、
何よりもスノー2250さんの様に疑問に思ったら
すぐに解決することが一番です。
これからも、疑問をどんどん解決していって、
きっとマナーといったらスノー2250さん!なんて頼られる日も近いですね。
(現在のポイント:17pt)
この回答の相談
私はお電話をかけていらっしゃったお客様のお名前を復唱する時、「岡田様でございますね。いつ
もお世話になっております」と言っているのですが、先輩は「相手が人のなのに、岡田様でございま
… [続きを読む]
スノー2250さん (島根県/30歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A