対象:住宅資金・住宅ローン
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収入合算と連帯債務について
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ほんだ さま
はじめまして、不動産コンサルティング会社、アドキャストの藤森と申します。
ご質問いただきました件ですが、
民間金融機関からの借入の場合、収入合算で申込を行っても
合算者は住宅ローン控除の対象にならないケースがほとんどなのでご注意ください。
(住宅ローン控除を受けられるのは申込人のみとなります。)
ご夫婦で住宅ローン控除を受ける場合は、連帯債務 あるいはご夫婦それぞれが単独で住宅ローンを組むようにして下さい。
住宅ローン控除のことだけを考えると、ほんだ様の場合はご夫婦で住宅ローン控除を受ける方が良いかもしれません。
なお、ご夫婦で住宅ローンを組む時の割合は、「住宅ローン控除の限度額」や「万が一の時の債務」 等を考慮して決めていただければ、と思います。
ご夫婦それぞれが単独で住宅ローンを借入するということは、団体信用生命保険もそれぞれ単独で加入することになりますし、住宅ローン控除額も 払った税金以上に還付されることはありません。
また、金利選択も何年か経ってはじめて答えがわかるものですので、現段階では どれだけのリスクを許容できるかがポイントとなります。
金利が上昇することへの不安やある一定期間は支払い額を安定させたい時には、中長期固定の金利を選択する方がよいでしょう。
また、繰上返済を積極的に行っていくのであれば、変動金利や短期固定金利を選択するのも一つの方法です。
奥様が復職されるまでの間は固定金利にするという考え方もありますし、お子様の人数も多ければ、それだけ教育費の負担も大きくなってしまうので、繰上返済のスピードが当初の予定よりも遅くなってしまう可能性も考えられます。
ほんだ様の場合、収入合算にせよ連帯債務にせよ、一時的に世帯収入が減ってしまいますので、ご主人様単独で返済できていけるかが重要なポイントになります。
いずれにせよ、何パターンかの住宅ローンシミュレーションを作成し、自分のライフプランと照らし合わせてみることをお勧め致します。
補足
追記)
繰上返済は手数料が無料であれば、毎月行った方が良いです。
以上、ご参考になりましたでしょうか
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評価・お礼
ほんだ さん
2011/02/20 19:07
御回答ありがとうございました。
大変参考になりました。
回答専門家
- 藤森 哲也
- ( 不動産コンサルタント )
- 株式会社アドキャスト 代表取締役
将来必要なお金を把握せずに、家を買うのって怖くないですか?
売ってしまえば終わり・・・になりがちな不動産業界の現状に疑問を抱き、不動産購入には欠かせないお金の勉強をスタート。FP資格を取得。住宅購入に向けての資金計画、購入後の人生設計までトータルにサポートする「一生涯のパートナー」を目指しています。
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夫 31歳 年収380万 会社員
妻 32歳 年収600万 看護士
子供はいませんがすぐにでも欲しいと思っています。
出来れば子供は2か3人は欲しいと考えております。
物件価格約:4… [続きを読む]
ほんださん (愛知県/30歳/男性)
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